日野小学校と友が丘中学校のPTAが連携/小2男児殺害事件で


 小2の男児が殺害された京都市日野小PTAは昨年十二月二十八日、役員会を開き、一昨年に小学生殺害事件が起きた神戸市須磨区の市立友が丘中のPTA活動に学びながら、児童の安全確保や心のケアを進めることを申し合わせた。
 事件後日野小学校では、子供たちを外に出さない状況が続いており、外で自由に遊べない児童のストレスが高まっている。
 そこで、同小PTA会長の岸本英孝さん(43)が打開策を求めて、一昨年同種の事件があった神戸市須磨区の当時の同中PTA会長垂井和子さん(47)に相談した。
垂井さんは、子供たちには防犯ベルを持つよう呼びかけ、登下校時には通学路のパトロールを繰り返したことを説明。容疑者が同じ中学の生徒だったことに大きなショックを受けた子供たちに、親たちがどう接すればいいのか悩み続けたことも打ち明けた。
 そのうえで「突然の悲惨な事件で友だちを失った子供の心がいやされるには長い時間がかかる。行政には長期間のフォローを要望し、家に閉じこもらず、学校などで親や子供たちの交流活動を進める方がいい」とアドバイス。今後の協力も約束した。(平成11年十二月二八日読売新聞大阪夕刊より抜粋)

学校で事件が起きると、PTA会長はじめ役員の肩には、会員から大きな期待が寄せられるが、未経験の事で、どのようにしたら良いかわからず大変悩み、苦労する事になる。 学校側、行政側も同じ状態で必ずしも適切な助言なり、対策が出てこない事が多い。 むしろ、PTAが主導して対策を立てなければならない事が多いのが現状であろう。 先に同種の事件があった場合でも、色んな関係者への影響もあり中々口が重い状態になる。 今回の事例を参考に、支援ネットワークのようなものが出来ることを願っている。