県立高校PTAが「生徒募集のちらし」/三重・桑名北高

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 三重県立桑名北高校=島田達也校長(58)、生徒数896人=のPTAが1月20日、北勢地域の一部新聞に「2000年度生徒募集」のちらし広告を折り込んだ。「学校の特色をアピールしながら、卒業生の進路などの情報を公開し、評価も得る」のが狙い。東海地方の教育委員会によると、「県立高校単独の生徒募集の広告例は聞いたことがない」という。同地域の他の県立高校は、「定員割れの危機感はよく分かる」と理解を示す一方で、「私立ならわかるが、公立高校までが」と驚いた様子。受験シーズンを控え、受験生や学校関係者たちへの波紋は広がりそうだ。
同校は平成10以来2年連続の定員割れため学校とPTAが危機感を抱いた結果。
 ちらし広告は、同校のある桑名市内と同県桑名郡に計約4万6000枚を配布。費用はPTA財政でまかない、県教委にも連絡したという。(毎日新聞1月21日中部夕刊より引用)
 同校は昭和55年(1980年)に設立された、比較的新しい普通科だけの高校で少子化に伴って定員割れが続いていることから、今回の処置になったものと思われる。
 高校の場合のPTA資金の使途として良いかどうかの論議もあるが、そこまで来ているのかというのが正直な感想である。
 工場経営などで散々言われた、軽量化経営というか、少ない売上でも経営出来る体質への変革なしでの単なる募集方法の変化だけでは乗りきれないのではないか。  何よりもこれからの高校経営には、生徒数の減少に対応できる体制の確立が望まれる。
例えば、先生の人件費を大幅に少なくする。
 例えば一部進学塾で採用されている「衛星を利用した授業」やインターネットを利用した学校間の壁をなくした共同授業などの機械化授業などが必要になってくるかもしれない。
国は早々と義務教育の週3日制を言い出している。 実質的な国の投資を少なくして、受益者負担を多くする政策への変革が始まろうとしている。
それれは、高度成長時代に考えられた政策かもしれないが、縮小経済の中で行われ様としているところに変革の影響が激しく出てくると思われる。
 機械化授業の時代において、生き残るには、機械では出来ない部分、最終的に残るのは、カウンセリングというか、部活動などの人間性の教育分野になっていくような気がする。
一部新聞の論説を多数の大学が入学試験に載せるような、知的怠惰は段々淘汰される。
時流に流されない、K大学が今年あらゆる面で活躍しているが、その陰には何年間もの精進があったことを忘れてならないだろう。
ローマは一日ではならず。
それにしても、桑名北高校は先例に無い事をやった。その勇気を称えたい。
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