小学生が校長に土下座を迫る/国立市立第二小学校

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複数の新聞報道によれば、平成12年4月12日の衆議院分教員会で国立市立の第二小学校で、生徒が校長に土下座をせまった事件あったとされることについての審議があった。
自民党平沢勝英議員の中曽根文部大臣に対する質問によれば、
3月24日行われた卒業式のあと、6年生と5年生の一部が、校長に「先生みんなが反対しているのに何故国旗を掲揚したのか」、「国旗を降ろせ」、「土下座しろ」と校長に迫ったという。
そばにいた先生も、民主主義に反するなどとけしかけたという。
校長は「つらい思いをさせて悪かった」と謝ったとされる。
議員は「明らかに教職員が生徒を使って、このような異常な行動をさせている」と中曽根文部大臣に見解を求めた」
これに対して中曽根文部大臣は「東京都教育委員会からも報告を受けている」「驚くべき事である」「都教育委員会から国立市教育委員会に調査を求めている」と述べた。さらに「仮に教員が職務上の命令に違反する指導などがあったとしたら、地方公務員上の懲戒処分の対象になりうる」と文部省としての見解を 示した。

このニュースを見ていて、驚いたのは、国旗が掲揚されたのが、式場ではなく校舎の屋上だと言う事である。
国立市の小中学校では国旗の掲揚が会場には出来ずに、屋上に掲揚する事になったらしい。
国立市の市長はPTA会長も経験しているが、国旗・国歌に対して反対している政党の後押しで市長になったようである。
今回の事件に対して市長の影響があったかどうか分からないが
革命政府気取りであるとしたらとんでもないl事である。
中曽根文部大臣の言う教職員に対する処分も、市教育委員会の抵抗があることが予想される。
事件後の中学校の入学式では、入学式に参加する保護者に、国旗掲揚を訴える市民がビラ配りなどに立ち上がった姿も見られたようである。

国旗・国歌にたいする国民の考え方は、見解がで分かれていることもあるが
それであれば、なおさらの事、教師が一方的に一つの考え方を押し付けるのは
それこそ民主主義に反するのではないだろうか。
やはり、子どもたちには色んな考え方があることを紹介して、
それらの言い分を色んな経験の中から学ぶ基礎的な態度を養ってもらいたい訳で、
それらの様様な考え方を話し合いの中で相互理解していく態度を養うのが民主主義教育の目標である。
一方的考え方で、校長先生に暴力的な言動を取らせるまでになったと言う事は言語道断であり、小学校の必要な課程が達成できたのかどうかはなはだ疑問である。
夫々の家庭で主義主張があるわけで、
教育は、飽くまでも、親の教育権に基づき(国に教育権があるとの見解もあるがいずれにしても)その付託を受けて教師が実際業務をを行う事であって
特定の思想で子どもたちの考え方を固めるものであってはならない。
今回の事件は、親の、教育権なり、監護権の侵害ともなるのではないかと思われる。
やはり大多数の保護者は子どもに、過激な行動は取って貰いたくない訳で
それらを無視して、まだ考えも固まっていない子どもに対して特定の思想を押し付けるのは
教師による一種のマインドコントロールではないか。
ある面では、公務員としての教師の職権乱用ともなるではないだろうか。
偏った考えに固まった子どもたちが将来、色々な面で苦しむ事になるのではないだろうかと言う事が
心配になります。
どのような方法が良いかは分からないが、子どもたちの考え方をごく普通の考え方に戻す、
いわばマインドコントロールを解除するための、何らかのケアも是非考える必要があるのではないしょうか。

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