子どもが先生になってパソコン教室/高知市八反町の城北中

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高知市八反町(はったんちょう)の城北中(久保田晋校長)で八日夜、生徒(せいと)が先生役(やく)を務(つと)めるパソコン教室が開(ひら)かれました。教室は満員(まんいん)に近(ちか)い約三十人の住民(じゅうみん)が集(あつ)まり、生徒たちの優(やさ)しい指導(しどう)でコンピューターを使(つか)ったはがき作りに取り組みました。

 生徒会、先生、地域(ちいき)住民、PTAの代表者(だいひょうしゃ)で作る「開かれた学校づくり推進委員会(すいしんいいんかい)」の中で、要望(ようぼう)が出て、実施(じっし)されることになりました。

 生徒会の十二人が先生。生徒会長の岡林亮君(14)が中心になり、十二人がそれぞれに分かれて、コンピューターの電源(でんげん)の入れ方から教え始(はじ)めました。

 コンピューターに触(さわ)ったことがない人や、扱(あつか)いに不慣(ふな)れな人がほとんど。電源を入れて、次の操作(そうさ)で間違(まちが)って電源を落(お)としてしまう人も出るなど不安(ふあん)なスタートです。

 「どれが手紙を書くソフトなが」「文字を大きくしたり、小さくしたりするのはどうするの」。いろんな質問(しつもん)が出てきます。生徒たちは、協力(きょうりょく)し合って、疑問(ぎもん)を解決(かいけつ)していきます。

 きれいなイラストを使って暑中見舞(しょちゅうみま)いのはがきが次々と完成(かんせい)していきます。「うわー、すごい」「きれい」とあちこちで興奮気味(こうふんぎみ)の声が上がります。

 参加していた主婦(しゅふ)(43)は「ワープロは使うのですが、パソコンになるとちょっと手が出なかった。子どもたちはよく知っているし、大人の教室に参加するより質問しやすかった。また開いてほしい」と話していました。

 生徒(せいと)たちは「先生役は大変(たいへん)。準備(じゅんび)をしたり、抜(ぬ)かっているところがないか気になり緊張(きんちょう)した。けど、多くの人がパソコンを使えるようになって喜(よろこ)んでくれたのでよかった」と話していました。 高知新聞社(H12.8.13朝刊14頁こども)
子どもを先生にする逆転の発想が成功したようです。
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