太田市がADSLでITタウン事業/8月から

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太田市がADSLの3セク 電話回線でネット高速接続 サービス8月開始=群馬

2001.03.29 読売新聞 東京朝刊 32頁  (全891字) 


 ◆月額4980円の定額で

 太田市は二十八日、通常の電話回線を使ってインターネットに高速で接続できるADSL(非対称デジタル加入線)事業を行う第三セクター「ブロードバンドシティ太田」(社長=清水聖義・太田市長)を四月二十五日に設立し、八月一日からサービスを始めると発表した。月額四千九百八十円の定額料金で市民にインターネット常時接続サービスを提供する。

 ADSLは電話回線に専用機器を取り付けると、通信速度がISDN(総合デジタル通信網)の十倍以上になり、インターネットの画像や音声をダウンロードする時間を大幅短縮できる。

 太田市が設立する第三セクターの加入料は約二万五千円(太田市が半額補助の予定)で、加入者全員にテレビ電話セットを配布。加入者は電子決済サービス、医療、健康、福祉、防災、電子商取引などが行える。

 同社は太田市と、ソフトウエア開発の「三洋電機ソフトウエア」(大阪府)、「両毛システムズ」(桐生市)、「スバルシステムサービス」(東京都新宿区)の四者が資本金一千万円で設立。KDDI、富士重工業群馬製作所、群馬銀行も出資の予定で、サービス開始までに資本金を三億円にする。太田市浜町の同市役所二階情報センターに本社を置き、基地局を大泉町の三洋電機内に置く。

 接続業を手がけている「三洋」と「両毛」の加入者計約六千人の加入を見込んで、初年度の加入者目標は一万。三年間で投資を回収する計画だ。

 NTTなどADSLサービスを手がける民間他社の月額料金は、現在、接続料を含めると、使い放題で五千五百―六千円。太田市情報サービス課は「太田は基地局と中継四局とを結ぶ専用回線を既存業者よりも太くして通信の質を高めている。太田市内では他社との利用料金値下げ競争にも対抗したい」と強気だ。

 清水市長は「太田市が目指す電子自治体の取り組みもこれでスピードアップする。合併論議が進む近隣六町にもできるだけ早くサービスエリアを広げたい」と話している。

 近県では、宇都宮市の第三セクター「宇都宮ケーブルテレビ」が、月額四千七百円でADSL接続サービスを提供している。


この事業に私も準備委員として参画して来ました。
一部イントラネット化することにより学校情報や地域情報なども流せるなど画期的な試みです。
実験や構想としては各地で行われていますが、事業として行うのは日本で初めてではないかと思います。
4者が合意書に調印した現場にも立ち会いました。
そのときの写真には残念ながら私は映っておりません。
なぜなら、カメラマンだから、公開出来る時期が来ましたら公開させていただきます。 

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