運動会の弁当代を寄付/道教祖など

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「運動会の弁当代に」*噴火被災PTAに道教組など寄付

2001.06.02 北海道新聞朝刊全道 33頁 サ社 (全328字) 


 【洞爺湖温泉】道教組など労組五団体が一日、有珠山噴火で避難した胆振管内虻田町の洞爺湖温泉小、洞爺湖温泉中両校PTAに、児童、生徒の運動会の弁当代として七十四万円を寄付した。

 五月三十日、伊達市の仮設住宅で暮らす失業中の女性が道庁で、「経済的に厳しく、運動会を控えた洞爺湖温泉中の長女に『おにぎりで我慢してほしい』と言わなければいけない」と話し、生活支援の充実を訴えた。これを聞いた道労連関係者が道教組などとともに寄付金を集めた。この日は、松永武道教組書記長が同町内のホテルで両校のPTA会長に対し、両校に子どもを通わせる全百四十八世帯に五千円ずつの弁当代として寄付した。


【解説】
 この記事を見て、「おや?!」と思われる読者が多いと思います。
北海道ではまだ、運動会に保護者が弁当を持って行く風習が残っているようである。
本州では殆どの学校で、運動会の弁当は「給食」の一部として提供され、保護者と子ども達は別々に食事する方式が多いのではないだろうか。
(地区によっては、運動会のときは休日のため給食が無くて、弁当を子どに持たせてやって、別々に食べる方式の所もあるようである)
 別々に食べる事については、昔の事を知っている人は、何か味気ない感じがすると言って、運動会ぐらいは昔どうりに爺lッチャンもバアチャンも行くのだから、校庭などで一緒に家族で共食にすべきだという人もいる。
 しかし、弁当を作れない家庭を考えるならば、給食方式も一つの方法ではないか。
 また、給食にしようにも、給食が行われていない所もあるようである。
 例えば、北海道の北見市では4月28日から給食の完全実施を進める為、一般人を入れた委員会を作り、もう4回の委員会が開かれていると報道されているので、給食が一部の学校でされていないのかもしれない。
 今回の、寄付はそれはそれで、素晴らしい事であるが、運動会における食事のあり方も考えてみる必要があるのではないだろうか。
 給食がされていない学校がないように、完全実施に向けての活動も同時に進めてもらいたいものである。
 北海道PTA連合会のホームページで12年度の事業計画を見せていただいたが、給食に付いては触れられていない。
 子ども達の身近な給食と言う事については、常にその改善と見直しがされる必要があるのではなかろうか。
 給食の内容や、実施率、問題点などは常に古くて新しい問題であり、問題点などを調べて行政に対する行動をとるなどの実際活動を行ってもらいたいものである。

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