日教組「作る会教科書」を評価?

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日教組・藤川教育文化部長 扶桑社「いい教科書」 不採択運動は否定

2001.06.12 産経新聞 東京朝刊 30頁 第2社会 (全464字) 


 日教組の藤川伸治教育文化部長は十一日、文部科学省で記者会見し、来春から使われる扶桑社の中学校歴史・公民教科書について「なかなかいい教科書だ」と発言した。日教組が中学校歴史・公民教科書八社の記述を比較検討した「教科書白書2001」発行の発表で実施した会見の中で述べた。

 藤川教育文化部長は、白書について「新たに参入した一社の記述が分量的に多くなった」とした上で、その教科書を「ユニークで独自性に富んでいる」「なかなかいい教科書だ」と語った。理由を問われた藤川部長は、「大人として読んだときに、読み物的には面白い、今までにない教科書だと思う」と答えた。

 白書は扶桑社の教科書に対し、「戦争を反省するという発想はありません」などと厳しい記述になっているが、藤川部長は「日教組としては、特定の教科書の不採択を求める運動は行っていない」とした。

 さらに、「教科書が学習指導要領に準拠するのは当然」としたほか、採択手続きについて「教職員が調査・研究し、教育委員会が責任を持って採択すべきだ」と、採択権が市区町村教委にあるとの認識を示した。文


【解説】

おやおやと思われる読者も居られるでしょう。
他紙を読み比べて見た。

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日教組が教科書批判

2001.06.12 中日新聞 朝刊 30頁 第2社会面 (全153字) 


 日教組は十一日、来年度から使用される中学の歴史と公民の教科書を比較、分析した「教育白書2001」をまとめた。

 韓国、中国などが強く反発している「新しい歴史教科書をつくる会」主導の扶桑社版教科書については「強烈な国家主義をうたい、日本国憲法を否定するような主張で、軍備の強化もうたっている」と記述している。

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つくる会教科書を批判  日教組が白書で分析

2001.06.11 共同通信 (全435字) 


 日教組は十一日、来年度から使用される中学の歴史と公民の教科書を比較、分析した「教育白書2001」をまとめた。
 韓国、中国などが強く反発している「新しい歴史教科書をつくる会」主導の扶桑社版教科書については「強烈な国家主義をうたい、日本国憲法を否定するような主張で、軍備の強化もうたっている」と記述。
 韓国併合の項目も、他社の教科書とは異なる立場をとっているとした上で「歴史の一部だけを切り取り、解釈することは、誤った評価を生み出すことになる」と厳しく批判している。
 南京虐殺事件については「日中戦争時の戦争犯罪ではなく、いわばデッチあげという印象を強調した形だ」と断じている。
 日教組は白書刊行の目的を「学習指導要領やアジア諸国との国際公約、史実に沿った内容かといった観点から比較、検討し、現場の教職員の資料として発行した」と説明。「特定の教科書の不採択運動をするためではない」としている。
 定価は八百円。日教組の組合員に販売するほか、近く書店でも市販する。

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中学社会教科書で「白書」編集−−日教組

2001.06.12 毎日新聞 東京夕刊 8頁 社会 (全234字) 


 日本教職員組合(日教組)は11日、来年4月から中学校で使われる歴史・公民の教科書の内容を比較した「教科書白書2001」を編集したと発表した。歴史教科書では、南京事件などについて、扶桑社の教科書と他社の教科書の差異を明記している。800円(税別)で市販する。

 日教組は61年から、学習指導要領の改定時などに白書を編集してきたが、今回は中学歴史・公民に限定した。学習指導要領への準拠度やアジア諸国との国際公約、史実に沿った内容かどうかについて8社の教科書を比較している。

中日新聞は共同新聞社の記事を買ったものと思われ、産経と正反対の表現である。
共同通信社は、談話の中味が社の方針と異なる為、藤川氏の発表を削り、白書の中味を拾い読みして記者の感想を書いたと思われる。
どちらが本当か筆者は知る由もないが、傍証として毎日新聞の記事を見てみた。
毎日新聞は、単に白書が発行された事実を伝えただけである。
このように事実だけを伝えると言う手法は、新聞社の方針に沿わない事実があったときに良くとられる手法と思われる。
つまり、藤川氏の発言はあったが、無視されたと捉えるべきであろう。
したがって、日教組の本部方針としては産経新聞が載せている藤川氏の方向なのではないだろうか。
報道も良く読み比べて見なければ真実は見えて来ないんだなーと感じる次第である。
皆さんの方で何か情報がありましたらお知らせ下さい。


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