「ふれあい通学合宿」/愛媛・味酒小

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食べて寝て助け合って おっかなびっくり合宿交流 松山・味酒小児童10人

2001.07.13 愛媛新聞社 朝刊 地一 (全529字) 


 子どもたちが共に寝泊まりし、炊事や洗濯をしながら学校に通う三泊四日の「ふれあい通学合宿」が十一日、松山市松前町五丁目の味酒公民館で始まった。

 核家族化が進む中、異年齢の子どもたちが一緒に生活体験することで、思いやりの心や生きる力を育てようと、同公民館青少年教育部が企画、味酒小学校(井手真一校長)に呼び掛けた。

 同校PTAと地域住民が健康・安全管理など支援方法を協議。参加児童が日程、プログラム、食事のメニューなどを練り上げた。話を聞きつけた勝山中と城西中の生徒三人がボランティア参加を申し出るなど活動の輪が広がった。

 十一日午後五時、参加する味酒小三―六年の児童十人が公民館に集合。買い物、食事の支度に取り掛かった。夕食はカレーとサラダ。家では手伝わない子どもたちも包丁を手に奮闘。危なっかしい手つきにサポート役の大塚桂子さん(60)ら地域住民も冷や冷やしながら見守った。

 タマネギ刻みに挑戦した三年生の松永紗弥さん(9つ)は「いつもお母さんがしてくれるけど、自分でできるかな」と不安も期待もいっぱいの表情。勝山中一年の村上博則君(12)と影山研太君(13)は「中学生になると近所の子と話す機会もないから楽しみ」と遊びと勉強の家庭教師役に張り切っていた。 


【解説】
夏休みのキャンプなどは単なる遊びだが、共同生活して通学するというスタイルが新しい。
社会教育法、学校教育法の改正によって一定期間のボランティア活動の推進なども現実味を帯びることとなった。
単なるボランテイァ活動だけでなく共同生活をしながらのボランティア活動なども取りざたされている。
それらの原型として注目される活動とも思える。


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