韓国訪問を無期延期/宇和島市PTA連合会

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歴史教科書問題 宇和島の子供も訪韓延期 浦項姉妹校来日中止で

2001.07.18 愛媛新聞社 朝刊 総二 (全484字) 


 姉妹縁組している韓国の初等学校が宇和島市でのホームステイを延期した問題で、同市PTA連合会(正木健三会長)は十七日、八月に予定していた同市内の小中学生三十人の韓国浦項(ポハン)市でのホームステイ(第十二回日韓少年少女の翼)を延期することを決めた。

 会合には正木会長、横田校長、山下規夫教育長ら八人が参加。「世論が厳しい状況で派遣は好ましくない。児童生徒の保護者も不安を抱いている」という理由から、今後情勢が好転するのを待つため、無期限の延期を決めた。同連合会は十六日、電話で「訪問は遠慮してほしい」という同初等学校の意向を確認している。

 また同日は、金七龍・同初等学校長から「(初等学校の)訪問延期はとても残念。日本の教科書問題で国全体が難しくなっている。両国の教科書問題が解決して、交流が続くことを願っている」という趣旨のエアメールも横田校長に届いた。

 正木会長は「今回の出来事で一番の被害者は楽しみにしていた子どもたち。子どもたちがたくましくなる事業を今後も絶やさず続けたい」と話している。同連合会と同市住吉小学校(横田喜一校長)が同初等学校と姉妹縁組している。


【解説】
宇和島市では韓国・浦項市の浦項製鉄東初等学校と姉妹校関係を結び相互にホームステイなどで親善を深めていた。
今年で3回目だったという。
「日韓少年少女の翼」という名称は日本PTA全国協議会が実施している「日中少年少女の翼」にならったものであろう。
宇和島には、一昨年の日本PTA全国研究大会愛媛大会で宿泊場所になり、地元の元校長先生に名所を案内していただいた。
そんなわけで少なからずご縁があるところである。
宇和島水産高校の事故といい、今回の問題といい、災難続きというか気の毒なことである。
韓国との友好親善にはその決定まで様々の論議があったことと思う。
しかし、最近の教科書問題での影響がでるとは関係者は予想だにしなかったであろう。
教科書問題は日韓関係に様々な影響が出ている。
韓国側にも冷静な態度を求める声も出ているが韓国世論の沈静化には政府の努力にもかかわらず暫く時間が掛かるようである。

教科書については日韓それぞれ異なった制度の下に運用されている。
韓国は日本と違い国定教科書であり。
その中身は政府が決める。
その内容は大分反日的なものが含まれていることが分かって来ている。
一方、日本は検定制度で一定の制限の下に多様な教科書を許容している。
制度の違いに対する認識も韓国側にはあまりないようである。
今回の騒動は今までの反日教育のベースの上に
韓国のマスコミと日本の一部マスコミが扇動する形で人為的に作られたとする意見もある。
今後、「つくる会」の教科書も韓訳されて、韓国でも一般に売られるようである
時間をかければそんなに大騒ぎするような内容でないことが理解されるであろう。
お互いに異なる国の国民が理解しあう事は困難が伴う。
それに韓国の反日教科書が一役買っているようである。
韓国の嫌日感情が宣伝されて久しいが
私の娘が一昨年大学1年のときに韓国を訪問し向こうの学生の家に泊まって
焼酎を飲みながら友好を深めて来たのだがそのときの話によると。
最近の若者は、そんなに反日感情を抱いていないというのが実感であったという。
過去は過去としてもっと前向きに関係を構築したいというのが本音だというのである。
今回の騒動も韓国の国内政治の事情が影響していると言う意見もある。
今回の訪問中止は、韓国教育庁の指令によるものらしいが。
それも行き過ぎに批判が出つつあると言う。
政府は政府として、民間ベースの友好活動は粘り強く続ける努力をしてもらいたいものである。
そのためにはお互いに本当の事を知る必要がある。
一面的な国定教科書を真実だとして怒っている韓国国民はある意味では気の毒である。
ものごとは、立場によって色々に見えるものである。
やはり、多面的に物を見る必要がある。
我々が先の戦争から学んだ事は、一面的なものの見方に立たないこと事である。
そのような意味で教科書も、外国の圧力や政治勢力妨害活動などでその採用が左右されてはならないのである。
今回の問題と、教科書を採択すると言う問題は別のことである。
我々の未来を担う子供たちには我々の責任で選んだ教科書を与えなければならない。
そうすることが長い目で見れば韓国民衆の未来をも明るくする事と信ずるものである。


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