ソウルの女子高生が来日/福岡

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読売教育メール 2001.4.24日号より

 韓国・ソウル市の培花女子高の1年生30人と職員2人が23日、ホームステイに訪れ、八幡東区内のホテルで歓迎交流会が開かれた。一行は、姉妹校の九州国際大付属高女子部(小島俊二校長、約1080人)国際教養コースの生徒宅に2泊3日でホームステイする。10月には逆に同コースの1年生たちが韓国を訪れる予定で、歴史教科書問題で日韓関係がぎくしゃくしている中、女子高生たちの草の根交流は今年も、しっかりと根を張っている。

 両校は1973年から交流を始め、84年に姉妹校になった。94年からは98年を除いて毎年、7月に韓国から、10月には日本から双方の1年生30人が相手国へのホームステイを続けてきた

 今年は教科書問題で日韓交流イベントの中止が全国で相次ぎ、心配されたが、「そういう問題で大事な交流を台なしにしたくない」(引率のキム・ホームーン進学部長)と例年通りの訪問となった。受け入れ側の小島校長も「両校には17年に及ぶ信頼関係があり、交流を継続するうえで問題が起きることはなかった」と胸を張る。

 交流会では、受け入れ先の1人で、同コース2年の宮本友紀子さん(17)が「日本の良いところをたくさん見て帰って下さい」と歓迎の言葉を述べると、イー・ミーソーさん(15)が「日本はとても親しみやすい国。多くの期待を持って来ました」と、あいさつした。このあと、3日間をともに過ごす相手を紹介されると、お互いが握手したり、抱き合ったりしていた。

 生徒たちは24日、同女子部での歓迎集会のあと、一緒に同区のスペースワールドや北九州博覧祭を見学する。

 


【解説】
韓国でも、しっかりとした民主主義と多様性を許容する精神が根付いいる事の証明であろう。
人の値打ちは困難に直面したときに信義を果たすかどうかに掛かっている。
やはり17年間の交流が育てた成果とも言える。
しっかりと継承してもらいたいものである。

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