親心あふれる池作り/北海道さわら小

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水遊びさせたい親心あふれそう!?*PTAが手作り池*さわら小の中庭に造成へ

2001.08.10 北海道新聞朝刊地方 18頁 渡桧 (全550字) 


 【砂原】川らしい川のない町内の子供たちに水遊びの楽しさを体験させてやりたいと、町内唯一の小学校「さわら小」の歴代PTA会長の三人が中心になり、八月中旬から同小の中庭に池を造成する。三人は配管や土木など専門技術を生かし、“力作”をプレゼントしようと張り切っている。

 町内にはごく小さな川があるだけで、水道用水として取水ができず、道内の自治体で唯一上水道が整備されていない。生活は地下水に頼り、川遊びを知らない子供たちが多い。

 そこで、歴代PTA会長の三人が池づくりを思いついた。初代会長の商店経営大須賀元美さん(46)は、配管の仕事もしており、中庭に水を引く担当。二代目の建築会社経営谷内田亨さん(42)は、池を掘削、造成する。現会長の水産会社経営対馬光弘さん(39)が、父母への参加呼びかけや全体のスケジュールを調整するなど、役割を分担した。

 池は縦長にし、魚を放す深い場所と、子供がはだしで遊べる浅い場所の二段構造を予定。広さは約百平方メートルで、父母たちが仕事の合間を縫って二週間ほどで完成させる。

 谷内田さんは「子供たちにも、石を並べる作業を手伝ってもらう。いい思い出になると思う」と話している。 


【解説】
砂原(さわら)町は
北海道茅部郡にあり、函館から約1時間の太平洋側の町です。
町の南に駒ケ岳(砂原岳渡島富士)があり、北に噴火湾が広がっています。海岸一帯は細長い平坦地で
その他は起伏に富んだ丘陵地となり、駒ケ岳に続いています。河川はほとんど無く、数度の噴火による火山灰や火山礫で覆われています。
噴火湾に面しているため海洋性気候の影響を受け、北海道で最も温暖な地帯に属しています
人口約5000人、面積57キロ平米の町らしい。
歴代のPTA会長3人が中心にというのが面白い。
学校、家庭、地域の雰囲気が子どもに中心に動いている感じがする。
北海道にも、最近若者による痛ましい犯罪が発生したが、やはり親と子が共同作業で一つのものを作り上げる。
そして、それが継承される事が大切なのではないだろうか。
そんな意味で、明るいニュースである。
時あたかも夏休み、帰省シーズンになったが、ふるさとの学校を訪ねてみるのも良いだろう。
小生も19日まで休暇です。

今からでも、PTAとして責任の所在をはっきりさせると共に、再発の防止に動いてもらいたいものである。


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