休校の危機一転・特認校導入で活性化/喜界・滝川小

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休校の危機一転活気戻る/特認校導入で児童7倍、卓球スポーツ少年団も発足=喜界・滝川小

2001.09.13 南日本新聞社 朝刊  


 喜界町の滝川小学校は二年足らずで児童数が七倍増の二十一人になり、スポーツ少年団が発足するなど活気づいている。休校の瀬戸際だったが、昨年度から「小規模校入学(転学)特別認可制度」(特認校)を導入したことで大きく変わった。

 同校の一九九九年度の児童数は三人。「これでは十分な教育が受けられない」と、ふもとの湾小学校に全員引っ越そうという動きが出てきた。これに対し、川畑治雄PTA会長らが学校を守ろうと立ち上がった。

 特認校になった昨年度、湾小校区から七人が入り、児童数は一気に十三人になった。転入学の動機は(1)両親が母校を存続させたいと願って(2)湾より自然が豊か(3)分かるまで教えてもらえるという期待―だった。

 本年度、特認生は全員残留。特認制度を使わずに引っ越して転入した子が四人、さらに児童増で職員が増え、その子供が四人入るという“おまけ”もついた。

 五月には同町出身の卓球プロの平亮太選手が来校し「私も小規模校(名瀬市崎原小)で卓球を始めた」と話し指導したのに子供たちが刺激を受け、七月には卓球スポーツ少年団ができ、現在十五人が活動中だ。

 これまで人数が少なくて参加できなかった各種行事にも出られるようになった。八月、町夏祭りのみこしパレードに初参加し、皆大喜びだった。

 湾小校区の赤連から通っている、六年の大喜めぐみさん(11)は「来てよかった。一人ずつが発表できるし、勉強も分かりやすい」と喜ぶ。福森久人校長は「特認制度がなければこんなにならなかった。すごくいい制度だと思う」と話している。


【解説】
鹿児島県の喜界町の滝川小学校が小規模校入学(転学)制度を導入したことにより生徒数が増えて活性化した話である。
都会においても、歴史ある小学校が子どもの減少で廃校が検討されたり、統廃合問題で行政と保護者が対立しているところが多い。
都会においても、交通手段が発達しているのであるから学区の枠を取っ払う事によって生徒数の増加を見込めるところがあるのではないか。
硬直した自治体の枠で学区に拘らずにどこからでも入学できるこの特認制度を研究してむるのも一つの方法ではないだろうか。
いづれにしても統廃合問題で悩む親たちには朗報ではないだろうか。
参考:喜界町の概要が
注)喜界町のホームページが無かったので徳州会病のホームページを紹介しておきます。


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