「学校運営費とPTA会費を区分」と回答 市民団体に松江市教委 /島根

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「学校運営費とPTA会費を区分」と回答 市民団体に松江市教委 /島根

2002.01.31 毎日新聞社 地方版/島根 23頁 (全209字) 


 松江市立中学校8校で、PTA会費などの約9割が学校運営費に充てられているとして、市民団体、オンブズ・しまね(渡部美津子代表)が学校運営費とPTAなど別団体会計の分離などを求めていた問題で、市教委は30日、「会計を明確に区分する」と回答した。

 回答で、負担区分の適正化が図られるよう改善を検討し、保護者負担の軽減に努めるとした。市場価格に比べ高額と指摘された指定用品も、「見直しを進めている」としている。 【濱田元子】 


【解説】
当たり前の事が、当たり前に行われる事が中々出来ないところに問題の本質がある。
PTAの役割は、教育についてのボランテイアによるオンブズマンなのに何時の間にかPTAがオンブズマンから批判される立場にたってしまった。
PTAはアメリカで発生ししたのだが、あくまでも任意加入であり。
基本はボランテイアで運営されている。
もちろん親で無い人も加入している。
むしろ子育てが終わって暇が出来た人のほうが多く入っているのではないだろうか。
そして、学校単位ではなく、町単位とか多くは郡単位であり
全国組織のPTAへの加入も別に個人が会費を払って加入する仕組みになっていると聞いた事がある。
日本の場合は親だけの全員加入が当たり前になっていて、事実上の強制加入である。
私には、PTAが全員加入制であることに問題の根源がありそうに思える。
PTAが集金して学校に寄付する。
その金を前提に学校運営が行われる。
長い間そのようにしてきたので、PTA会費の使い方を変えようにも、使い道が思いつかない。
PTAへの加入が任意だといっても、PTAの金が学校運営に使われている限り。
実際にPTAに入らないと恩恵のタダ取りだといわれる。
しかし、本当はPTAが学校に金品を寄付する事自体が間違いで、教育をゆがめているのではないだろうか。
学校や子供たちに問題があっても何も言えないPTA。
むしろ学校側にたって、会員の問題提起を抑圧する方向でPTAの力が使われてきたきらいがある。
PTAは教育費を直接寄付したり、負担するのではなく
本来は親の勉強と教育の改善に使われるべきである。
教育費そのものについては
議会を通じて必要な予算が取れるような活動を行えるようにする必要がある。
その為には、選挙のときに候補者に公開質問状を出したり
親たちに、情報を集めて提示できるような活動が出来る組織にしていかなければならないのである。
そのためにはPTAの全員加入制の見直しと、再組織化が必要なのではないだろうか。
(平成14年2月3日 金山 武)


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