PTAが補習授業/学校5日制で

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学校5日制導入 PTA主催の高校補習 県教育長「選択肢の一つ」 /広島

2002.03.15 毎日新聞 地方版/広島 23頁 (全379字) 


 常盤豊県教育長は14日、新年度から完全学校週5日制が導入されるのに伴い、一部の県立高校がPTAの主催で土曜日に補習授業をすることについて、「選択肢の一つ」との考えを示した。県議会予算特別委員会で、門田峻徳委員(自民)の質問に答えた。

 県立広島国泰寺高校(中区)のPTAが、新年度から外部講師を招き、校内で有料の補習授業をすることを決めたほか、他校でも同様の動きがある。「国や県が唱える完全学校週5日制の趣旨とは、はずれるのではないか」との門田委員の質問に対し、常盤教育長は「地域の実情に応じて、児童生徒の選択により、発展的、補習的学習を行うことも選択肢の一つ」と述べた。

 また、土日のクラブ活動について常盤教育長は「今年1月に発表した基本的考え方のまとめの中で、土日のいずれか1日は部活動を行わないよう(各校に)要請しているところ」と述べた。  


【ひとこと】
やっぱりやってくれましたねー。
ある面で文部省に挑戦ということになるかも。
元々学校5日制は、先生の労務問題だったわけです。
それを教育内容にリンクしてしまった事から、色々な問題が出てきた。
学校の先生だって、週に2日は休みたい。
それは、もっともである。
それであれば、週に2日休ませれば良い。
世は少子化になり、先生がだぶついている。
1日多く休んでも先生が足りなくなる心配はあまりなかった。
むしろ余った先生を直ぐには首をきれない。
そこで考え出したのがチームテーチングだとか悪口を言う人も居るほどである。
一斉に土曜日休ませる必要はないわけで、工夫次第で交代勤務やフレックス勤務にすれば解決する話だった。
ところが世界一過激だといわれている日教組に交代勤務を言い出せない。
そこで、子供も先生も一斉に土曜日を休みにする事になった。
当然教える時間が減ってくる。
時間が減れば教える内容を減らすしかない。
教える内容が減れば、学力が下がる。
学力が下がると困るから
PTAがお金を出して、人を雇って補習をすることと相成ったわけである。
まあ、一番押し付けやすいところにいつもしわ寄せがくるのである。
文部省は色々理屈をつけているが、ま当たらずとも遠からずではないだだろうか。
PTAなども5日制が決まるまでには、一般には審議会などで意見の表明が出来ただろうと思うのだが
結論としては文部省の言いなり。
PTA全国協議会などでも意見の表明する機会があったと思うのだが
実態は、文部省の役人が既に新聞等で発表済みである内容を説明と称して延々としゃべり
意見表明する時間も質問する時間もないのが実態であるとか。
文部省は何回も説明して了承をもらったというだろうが。
私が参加した、元文部省政務次官が行った説明会を聞きに行ったときは、は一方的な説明であった事を付け加えて置きたい。

口直しにひとこと。
先日テレビを見ていたら校庭を全面芝生にしてしまった学校が紹介されていた。
子供たちが子犬のように芝生に戯れて喜びに溢れた顔が印象的であった。
やっぱりコンクリートの校庭より芝生の方がいいですね。
同じような学校が全国で200校程度、国の補助金で出来たらしい。
文部科学省はこんなのもこっそりやっているらしい。

(平成14年3月17日 金山 武)


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