学校5日制初日の土曜日は?

ホームへ


完全週5日制初の週末 学校も親も試行錯誤 図書館にぎわう 校庭閑散=和歌山

2002.04.14 読売新聞 大阪朝刊 31頁 写有 (全1026字) 


 ◆土曜日どう過ごす?

 学校の完全週五日制が始まり、新学期に入って初の土曜日を迎えた十三日、県内各地で文化施設などが開放された。利用した親からは「休日の過ごし方を考えるいい機会」と期待する一方で、学力低下を心配する声も。開放した学校や公民館などでは閑散とした風景もみられた。土曜日をどう過ごすのか、学校も、保護者らも試行錯誤しながらのスタートとなった。

 県立図書館(和歌山市西高松)では、朝から親子連れらで混雑。来館者数は児童室だけでも平日の倍近くだったといい、同館の担当者は「もっと利用者が増えてくれれば」と期待を寄せる。小学生の子ども三人を連れて折り紙教室に参加した和歌山市の井上千鶴さん(38)は「周囲では塾に通わせようか考えている人もいる。土曜日に補習をしてもらえればありがたいのですが」と話した。

 塾に行った後、家族で片男波海岸(同市和歌浦)に釣りに来た同市立高松小四年稲生雄大君は「朝は勉強して残った時間で外に遊びに行きたい」といい、父親の弘さん(44)は「子どもと接する時間が増え、親子のきずなが深まると思う。休みをどう過ごすのかを考えるいい機会になります」と話していた。

 和歌山市内の小学校では運動場を午前十時から正午まで開放したが、閑散とする校庭が目立った。市教委の担当者は「四月は教職員の異動やPTAの役員改選などで事業に取り組むのは難しい時期」とし、今後は小学校区ごとに土曜日の過ごし方を考える運営委員会を設けたいとしている。

 田辺市では公民館十七か所のうち五か所が四月から土曜日を開館。この日、万呂コミュニティーセンターでは地域の子ども会の歓迎会が開かれた。キックベースボールの練習を午前中に変更して参加した市立会津小六年小松優子さん(11)は「楽しい時間が増えてうれしい」といい、子ども会の土佐通代会長は「活動日の選択の幅が広がったと思います」と話した。

 一方、他の四館では図書室や卓球台を開放したが、利用は低調だった。

 新宮市では「佐藤春夫記念館」「浮島の森」「歴史民俗資料館」の三つの市立施設を四月から小、中学、高校生は土日無料に。この日、市立王子小六年、松井勇希君(11)と宮裡(うち)直紀君(11)は三施設を自転車で回って見学。松井君は「佐藤春夫が何をした人か今日初めて知った」といい、宮裡君も「文学だけでなく絵も描いていたとは知らなかった」と話していた。 


【ひとこと】
学校5日制が始まった土曜日、どう過ごしましたか?
隔週5日制が始まった時も、色々な取り組みがあったが
結局はなんとなく過ごす事になった家庭も多いのではないでしょうか。
数年前から学校5日制対策として文部省が取り組んでいた「こども放送局」という衛星テレビ放送は有効活用されてたのでしょうか。
公民館などで70万円もするテレビセットを購入したようですが
私が見に行った時は、部屋に鍵がかかっていて見れませんでした。
どなたかご存知の方がいらっしゃいますでしょうか。
ご一報いただければ幸いです。

平成14年4月16日 金山 武


ホームへ