遠足取りやめ総合的学習の時間を充実/三重・国津小学校

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名張・国津小が今春の遠足取りやめ 特色ある学校づくりへ 総合的学習を充実 /伊賀

2002.05.03 毎日新聞 地方版/三重 25頁 写図有 (全594字) 


 名張市立国津小学校(西良三校長、20人)は、今春の遠足を取りやめた。完全学校週5日制の導入や4月からスタートした新しい学習指導要領などに伴い、年間の授業時間減少や特色ある学校づくりを進めるため、主な学校行事の見直しを進めた。同校は「総合的な学習の時間を充実させれば、遠足の代わりになると判断した」としている。 【上野宏人】

 2〜3月の職員会議で決めた。昨年度と同様に学校行事を実施すると、授業時間が削減される今年度は、6年生で年間約70時間、4年生で同約30時間不足すると試算。このため、主な計32の学校行事を、特色ある学校づくりや教育目標への達成度などを基準に見直した。

 行事の中で、近くの特別養護老人ホームとの交流や朗読会は高く評価された。しかし、毎年4月下旬に、約5キロ離れた名張中央公園などに、全校で片道約2時間かけ歩いた遠足の評価は低かった。

 同校は標高420メートルの山あいの小規模校で、周辺の自然環境は恵まれている。児童同士の交流も日ごろから深いため、総合的な学習の時間を充実させることで、遠足の代わりが出来ると判断したという。

 同校によると、遠足の取りやめを残念がる児童はいたが、保護者の反対はなかったという。

 同校は「遠足をはじめ、各行事に意義はもちろんある。しかし、これからは、これまでの行事を全体として見直し、特色ある学校づくりを進める必要がある」と説明している。 


【ひとこと】
総合的な学習の時間
今、学校がパニック状態になっている。
先日ある小学校の教師と話をする機会があった。
土曜日が休みになったが休んでいられないのだそうだ。
総合的学習の時間の準備が大変なのだと言う。
授業をしている方がよっぽど楽だとか。
刺激と変化を学校にもたらせば一つの成功か。
しかし、刺激が消えた後はどうなのか、態の良い自習時間になって行かないのか心配である。
保護者からの意見は出なかったというが、
過疎化が進む中で一学年の入学が6名(平成4年度:7名以上入学したのは平成5年ぶりとか)
程度の小規模校で意見を出したら何を言われるか分からない。
物言えば唇寒しではないが、子供を人質に取られている限り、意見を聞かれてもニヤリと曖昧に笑うしかないのかもしれない。
そこで学校評議員の出番となるのだが
学校評議員は学校長の推薦でなった人である。
学校の方針に反対出来るのかどうか。
かくて、職員会議で決まれば即ち決定となり。
伝統の行事もあっという間に消えてゆく運命となる。


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