北方領土を視察/開成高校の修学旅行

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東京・開成高の生徒114人、北方領土を“視察”−−北海道・納沙布岬から

2002.06.04 北海道夕刊 8頁 社会  (全543字) 


 ◇こんなに近いなんて…

 東京の私立開成高の2年生114人が修学旅行で根室市を訪れ4日、納沙布岬から北方領土を“視察”した。3日には元島民の話を聞いた。市が領土問題に関心を持ってもらおうと5月から始めた啓発事業の一環で、初の受け入れとなった。関係者は「こうした形の平和教育が広まってほしい」と期待している。

 早朝から晴れ上がった4日、納沙布岬からは歯舞群島がくっきり見えた。貝殻島まで約3・7キロ。山口優夢(ゆうむ)君(16)は「こんなに近いとは思わなかった。ロシアが北方領土を外交カードにするのは仕方ないが、日本はもう少し、毅然(きぜん)とした態度で臨むべきだ」と話した。

 3日夜には、色丹島の元島民、中田勇さん(73)から引き揚げの苦労話を聞いた。中田さんは「一番困っているのは返還運動の後継者がいないこと。なぜ固有の領土なのかを勉強してほしい」と話した。生徒からは「返還されたら、住んでいる人はどうなるのか」などの質問が出た。

 開成高は進学校として知られる。佐藤郁教諭(33)は「東京に住んでいる人の関心はゼロに近い。生徒が問題意識を持ついい機会になるでしょう」と話していた。【本間浩昭、写真も】

■写真説明 北方領土の島々を望む私立開成高の生徒=根室市納沙布岬で4日午前9時20分 


【ひとこと】
平和教育と言うと、広島の原爆ドームや沖縄の戦跡、東京の第5福竜丸などが主流だったが
新しい動きとして注目したい。
ついでに現地も訪問し島民との友好を深め「ムネオハウス」にも泊まれるようになると良いですね。
先人の偉業を確認する事も大事な教育ですね。
竹島や尖閣列島を見学する学校が出てくるかも。


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