公立幼稚園を全廃へ/郡山市

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市立幼稚園全廃へ 郡山市、2004年から=福島

2002.06.11 読売新聞社 東京朝刊 34頁 (全444字) 


 郡山市は十日、五つの市立幼稚園を二〇〇四年三月末で全廃する方針を明らかにした。この日開会した六月定例市議会の冒頭、藤森英二市長が提案理由説明の中で表明した。県教委によると、県内の自治体で公立幼稚園を全廃するのは珍しいという。

 廃止されるのは、日和田、熱海、安子島、三穂田、喜久田の五市立幼稚園。全廃の理由として〈1〉五幼稚園が熱海、喜久田地区など市内北部に偏在している〈2〉五月一日現在、五幼稚園の定員合計五百二十五人に対し入園者数二百六十一人、充足率49・7%で、大幅な定員割れが続いている〈3〉市内の幼稚園児六千六百七十九人の96%は、私立幼稚園三十三園に通園している――ことなどを挙げている。

 市学校教育審議会が一九九九年五月、「市立幼稚園は出来るだけ早い時期に五園同時に民間に移行すべきだ」という答申を受けて、市は検討してきたが、五月二十九日に開かれた定例の市教育委員会で「五園の廃止方針」を決定した。

 市は早ければ九月定例市議会に「同市立幼稚園条例の廃止条例」を提案したいとしている。


【ひとこと】
3年前に廃止の方向がだされ、それなりに努力をしたが廃止と言う事に
郡山市は東北地方の玄関口とも言うべき大商工業都市である。
都市化が進み、中心部の幼稚園は、皆私立になってしまい周辺部も少子化の影響もあり定員割れの状態が続いたということか。
(日和田は市の中心部より北部に位置しているが、熱海、喜久田については西部に位置している。)
全体を言うなら周辺地区、田園地区を通り越して農村地帯に近い処である。昔は独立した町村だったが合併して郡山市になったところが殆どである。
少子化に伴って幼稚園間の園児争奪戦は熾烈を極めているという。
一昔前は公立幼稚園と言えば、幼児教育のリーダの気概をもって新しい教育方法ににも取り組んでいたいたように思う。
最近はお座なりの対応になって来ていたのではないか。
特に、農村地帯におけるドーナツ化現象、ベットタウン化により、サラリーマン層が増えて要求内容が変わってきている。
その変化に適応出来なくなってきているのではないか。
郡山市がそうだったかどうか定かではないが、園長なども小学校の定年過ぎの校長を当てるなどの手抜き人事が横行していることも一因ではないだろうか。
(一概に退職校長が悪いとは言えないが、)民間はそれ以上に人材を揃えている。
何れにしても、民間で出来る事は民間でと言う改革の中での大きな変化であろう。
それにしても後2年もかけるんですね。
超スローモーのお役所仕事ですね。
定員割れでも職員は定員どおり配置されているとすれば、超少人数制(2倍の先生に面倒見てもらえる)ということで人気が出るかもネ!

(平成14年6月15日 金山 武)


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