ハンセン氏病元患者との交流会/岡山

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ハンセン病元患者と交流深める 夏祭りの参加募る 8月に邑久の2療養所=岡山

2002.07.23 読売新聞社 大阪朝刊 28頁 (全501字) 


 ◆療養所の夏祭り参加しませんか 花火や盆踊り 岡山市から無料バスも

 ハンセン病元患者らへの偏見や差別解消に取り組む県は、邑久町・長島にある国立療養所「長島愛生園」「邑久光明園」で八月上旬に行われる夏祭りに参加して、療養所入所者と交流を深めてもらおうと、岡山市内から無料送迎バスを運行、参加者を募集している。

 ◆8月1日・長島愛生園、6日・邑久光明園

 夏祭りは、長島愛生園が八月一日、邑久光明園が同六日。ともに午後六―九時、花火大会や盆踊り、福引大会などもある。

 無料送迎バスは、岡山市下石井、「林原モータープール」から出発。定員は両日とも先着四十五人。事前に両備バス(086・271・3366)への申し込みが必要。

 また、八月二十三―二十五日にはJR岡山駅構内の一階イベント広場で、ハンセン病の知識、歴史、長島愛生園と邑久光明園の過去・現在などを紹介するパネル展を開く。

 このほか県では、療養所訪問や講演会など、ハンセン病の理解や啓発活動に取り組む市町村や学校、町内会、PTAなどの団体に対し、費用の一部(最大五万円)を助成する。希望団体は事業実施の十日前までに県健康対策課感染症対策係(086・226・7331)へ。


【ひとこと】
交流会参加者を募集しているという報道だから、まだ参加者が決まっているわけではないのだろう。
判決が下りたといっても一旦付いた差別意識の解消には長い時間と労力がかかる。
差別の解消には長期的なマスタープランのもとに根気強く勧める必要がある。
各地での同和問題の講演会をPTA主催で行う事が多いが、実態は予算があるからやるという姿勢で、単なる講演会だったりする。
私の思い違いかもしれないが、岡山県は、予算をつけて募集するという手法で、予算が消化されれば良いというお座なりな対応のように感じられる。
もっと計画の段階でハンセン病の理解や啓発活動に取り組む市町村や学校、町内会、PTAなどの団体に対し話し合いを持ち、参加の具体数を調整するなどの作業が必要なのではないのだろうか。
要はどれだけ心がこもった行事にするかだろう。花火大会とかバス代を負担するとかでは人は動かないのではないだろうか。
8月になる前に、どれだけ差別解消の講演会なり、研修会を開いたかということ。
その成果を確かめるものとして花火大会に何人参加したかがあるのではないだろうか。

話は変わるが
各県では年1回PTA大会と言う事で、講演会を開いているが、殆どが有名人の講演が多い。
有名人で無いと人が集まらないという事情もあるのだがもう少し実のあるものに出来ないか。
安易に有名人頼みというのも困ったものである。

今年の8月にさいたま市を中心に行われる日Pの全国研究大会でも講演会の講師は長島茂雄もと巨人軍監督と徳光アナウンサーだと聞く。
凄い人を呼んだと素直によろこぶ面もあるし、関係者の労苦は多とするものであるが、もう少し原点に戻って、講師を選べないか。
例えば、文部省の教育改革が問題になっている折、改革賛成と反対の学者の代表選手を出してデーベートを開くとか出来ないか。
折角旅費をかけて全国から集まるのだから、日常の活動に役立つものであってあって欲しいと思うものである。
なんとなく、興行的に成功させることに熱心なあまり本質からずれていっているように思えるのは私だけだろうか。

(平成14年7月27日 金山 武)


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