東村青少年健全育成大会

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平成14年11月30日群馬県佐波郡東村の青少年健全育成大会を覗いてきましたので報告します。
東村では数年前にチーマーグループから脱退を試みた村内の高校生が殺される事件が発生(既報)し、
毎年健全育成大会が開かれるようになりました。
殺されたのは、私の息子と同じ学年でもあり、中学校の時に私がPTA会長だったこともあり、関心を持ってその後の経過が気になっております。
 

伊勢崎警察署長の挨拶
管内の非行の状況などが報告された
  少年の主張の入選者による発表

「人の温もり」東中3年(女子)
「私と友達 友達と私」東中2年(女子)の2人による発表が行われた
 脚本家 蓬莱泰三氏による
「こどもたちの明日」と題しての講演

講演の中で、現状の非行化の原因として選別教育や偏差値教育に問題があるなどと主張
した。

注)蓬莱泰三氏は昭和46年から平成12年までNHK教育テレビの
「中学生群像」「中学生日記」に脚本として参加
現在群馬県笠懸町の笠懸野文化ホール館長

一言
最近、青少年健全育成大会というと、標語や作文の表彰、警察署長のあいさつ、宣言文の読み上げ、有名人による講演が定番化しつつある。
聴衆は、各組織から動員されて人たち。
ただ、聞いて帰るだけ。
なんとなく予算を消化すればよいという感じになってきた。
司会者が講演を紹介するのに、「講師と演題は垂れ幕に書いてあるとおりです」と言ったのには思わず笑ってしまった。
あまり真剣に内容を吟味したとも思われない。

有名人を呼んで
都会地の若者の行動を「人が犬を噛んだ」式の話題で一般化し、増幅してきた、いわば、「職業的騒がしや」でしかない文化人に講演をしてもらうよりも

彼がなぜ殺されたのか、我々はどうしなければならないかをきちんと問い直す方が先なのではないだろうか。

携帯電話の問題、万引きの問題、援交の問題など具体的で切実な問題に切り込むためにはどうしたらよいのか。

身近な問題として各組織の取組状況などを報告してもらったほうがより身近な問題として受け止められるのではないだろうか。
特に青少推(青少年健全育成推進委員)の労苦は大変である。
ボランティアで夜間パトロールなどをして来ており、実際のデータを持っている人たちからの発表や、対策の要望など生の意見が村民に伝わるような内容にする必要があるのではないだろうか。

なんとなく、この大会が責任ある人たちの免罪符になっているような気がする。

数多く人数を集めるために有名人を連れてきて、集まってきた人にお土産をもたせてという大会のありかた
なんとなくイベント屋にのせられているようなあり方はそろそろ見直すべきではないだろうか。


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