高校生の作文「いのちの文集139」発行/埼玉県高P連

ホームへ


高校生の作文「いのちの文集139」、県高校PTA連合会が発行 /埼玉

2003.04.08 毎日新聞社 地方版/埼玉 22頁 写図有 (全402字) 


 ◇命の大切さ考えて

 県高校PTA連合会(新井正巳会長)はこのほど、高校生139人の作文を収めた文集「いのちの文集139」を発行した。

 きっかけは01年11月、久喜市で女子中学生2人が飛び降り自殺をしたことだった。「同世代の高校生に命の大切さを考えてもらおう」と文集の発行を計画。▽暴力▽いじめ▽自殺――など六つのテーマで、県内公立高校に公募し、128校の生徒139人が応募した。

 「教室の私の回りには、話し相手などいませんでした。全員敵です」と不登校だった小学生時代を振り返った作文や、兄がバイク事故で死亡した時の悲しみをつづったものなど、体験や考えを記した作文を加筆、修正せずに収録している。

 5000部を発行。各公立高校や公立図書館などに配布する。新井会長は「生徒や保護者に命の大切さを考えてもらうきっかけにしたい」と話している。【加藤潔】


一言、二言
 「いのちの文集139」とあるから、139号かと思ったら、139編の作文という意味だそうだ。
近年、中高生の自殺を耳にする事が多くなった。
明確な原因や動機が明らかな場合もあるが、明らかでない場合も多い。
 今回の文集が自殺防止に役に立つのかどうかは定かでないが、「いのち」について普段から考えるきっかけになることは確かである。
今回の活動が本当に役立つためには、自殺防止のためのグランドデザインと言うか、総合的な施策の中でどのように位置づけるのか。
 今後、教育現場や関係機関がどのように役立てるのかという筋道を考える必要がある。
 一方、世の中には、自殺を奨励するような風潮がある。「完全自殺マニュアル」などの図書が出回り、インターネットによる自殺奨励サイトや自殺を呼びかけるサイトも出現し、実際に見知らぬ者同士が自殺した事例の報道されている。
 アメリカでは、子供部屋にパソコンを置かない事をPTAが奨励している。
日本では、インターネットが可能なパソコンが子供部屋に置かれ、子供が何を見ているのか把握できない状態にある。
 また、今や、携帯電話がインターネットに繋がるようになり、子供達は、インターネットの様々な情報に晒されている。
 学校は、IT教育を行っているがその危険性や、悪影響については、あまり時間を割いて教育していないのが現状である。
このような問題についてもPTAは早急に取り組む必要があるのではないだろうか。


ホームへ