図書館職員を配置 PTA雇用補助は廃止/広島県府中市

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府中の小中学校図書業務 巡回職員4人配置 市教委 PTA雇用補助は廃止

2003.08.16 中国新聞 朝刊 広島東 (全396字) 


 府中市教委は九月から、市内十六の小中学校図書室を巡回して図書業務にあたる臨時職員四人を配置する。これまで職員を独自に雇用していた九校のPTAへの年間三十万円の補助金は廃止する。

 こうした補助金制度があるのは県内では府中市だけ。少子化が進む中、各校のPTA会計は縮小傾向。常勤図書職員の人件費は補助金だけで賄えず、大きな負担となっていた。市PTA連合会は、職員派遣か補助金増額を求めていた。

 臨時職員は二十日まで募集中。午後四時間の勤務で、市内全十六校を巡回する。業務は貸し出しや返却の受け付け、整理、図書補修、新刊案内など。各校長との話し合いで決める。

 市教委学校教育課は「情報・学習センターとして、図書室の役割は高まっている。週一回程度の巡回となるが、各校で工夫し、効果的な運営を期待したい」としている。 


?一言?
 広島県府中市では、小中学校の図書館職員の費用を、市から補助をもらってPTAが雇用していたようである。
給食をPTAが経営している事例は聞いたことがあるが、学校図書館の職員をPTAが雇用していたのは初耳である。
 市が臨時職員を雇って学校に派遣する処置を取ったようであるが、それで充分なのであろうか。
もともと学校には、図書の専門知識をもった学校図書司書という制度をを作って、各学校に一人置く事が義務つけられているはずなのであるが現状はお寒い限りだったようである。
 学校の図書館と言うと、PTA会長時代に学校図書の充実を提案したことがあった。
学校側から帰ってきた返事は、図書を置く書架を買ったので本を買う予算がないというものであった。
たしかに、立派な木製に書架が図書室に鎮座していたが、そこには疎らに本が置いてあるだけだった。
新設校だったので、本が少ないのは止むを得ない面も有るが、本を買う前に本棚を買う神経に唖然としたのであった。
 最近、各地の図書館でボランテイアで運営されているところが多くなった。
アメリカでは規模の大きな図書館がNPOによって運営されているのが普通になっているようである。
ボランテイアと専門職をきちんと役割分担させて運営する事が大切である。
 専門職といえば、プールの監視もきちんとした水上安全(救急法)の資格を持った人をプールの監視にあてている学校は少ないのではないか。
安易に、保護者が当番でやっている例が多い様にも思える。
もし事故が起きたらと思うとぞっとする。
図書についても、やはり専門的な知識が必要なのではないだろうか。
あなたの学校の図書館の体制はどうなっているかを調べてみるのも大切な事ではないだろうか。


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