日本PTA全国研究大会鳥取大会

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日本PTA鳥取大会スタート  9会場に7000人参加=鳥取

2003.08.30 読売新聞社 大阪朝刊 27頁 写有 (全602字) 


  第五十一回日本PTA全国研究大会鳥取大会(日本PTA全国協議会など主催)が二十九日、県内で始まった。「絆(きずな)と実践で子どもたちの未来を育(はぐく)むPTA」をスローガンに、初日は県西部を中心に九会場で十一の分科会などが開かれ、約七千人が家庭教育などの研究テーマを話し合った。三十日は県立米子産業体育館で全体会がある。

  米子市末広町の米子コンベンションセンターでの「特別分科会1  学力について」には、約千五百人が参加。反復練習で計算力などを向上させる「百ます計算」で知られる広島県尾道市立土堂小校長の陰山英男さんが基調講演し、「ゆとり教育で子どもが自主的に動き始めると思われていたが、全く逆になっている。ゆとり教育で学力低下を心配するよりも、子どもを元気にしてやることが先決」と話した。さらに前任の兵庫県の小学校での授業風景のビデオをスクリーンで見せ、「基礎の繰り返しが結果的に体験的な学習に結びつく」と説いた。

  陰山さんや元女子バレーボール選手の三屋裕子さんら五人によるパネルディスカッションでは、「競争社会から自己満足を優先する風潮の中で、子どもたちだけに頑張れと言い続けるのはおかしい。大人が変わらないと」「家庭と学校それぞれの役割があいまいになっており、もう一度お互いの役割を確認することが必要」などの意見が交わされた。


【一言】
PTAをキーワードで検索したところ、読売新聞の記事だけが見つかった。
日本最大の1200万家庭を組織する団体の大会にしては少なすぎるように思われる。
関係者はそれなりに努力しているのだろうが、日頃の情報発信姿勢や問題の捕らえ方に問題が無いかもう一度考えて見る必要があるのではないだろうか。
先日「日本PTA新聞」を見せてもらったが、出会い系サイトへの書き込みについての法律について、業者が処罰されることは書いてあったが、児童も処罰されるということが一行も書いてなかった。
これで本当に子どものことを考えている団体と言えるのだろうか。
最近ある会合で、家庭教育についてある人から興味のある話を聞いた。
その人は、若い時にアメリカ人の妻と結婚し
子どもは男女一人ずつ。現在50台後半。
子ども達があつまると、よくお母さんにお尻をぶたれた事が話題になると言う。
「時々おれのベルトがないんだ。」
お母さんは、映画で外人が良くやるように
子ども達が悪い事をすると、良くお尻をベルトでたたいていたという。
そんかわり、頭や顔は絶対に殴らなかったという。
「こどもの教育は妻任せだった」。
我々は、戦後アメリカが持ち込んだ教育で子ども達をそだてたように言われているが。
本当のアメリカの教育を学んでいなかったのではないか。
彼の妻は、日本にいて親から教わった「こどものしつけ」をそのまま実行したのである。
いつの間にか日本の親は「子どものしつけ」について忘れてしまったようである。
悪いことをしたら、言葉だけでなく、きちんと体罰を与える必要があるのではないだろうか。
体罰イコール暴力と言うことになって、悪い事のように言われるが
よく、児童虐待や折檻をしつけという親もいるが、心身傷が残るようなのもはしつけとは言えないが
頭や顔を殴るということでなく、お尻をたたくという事はもっと普及しても良いのではないかと思う。
我々は子どもの教育と言うことをどこでも学んだ事がないような気がする。
そして親の責任だけを取らされるような気がする。
大阪の池田小で児童を8人も殺した宅間死刑囚は、親父の「げんこ」に反発してあのような犯行に及んだようにマスコミが報道しているが
その親も、しかり方を学んだことはなかったのではないだろうか。
昔は、青年団や若者会、そして婦人会などでお互いが話し合ったり、学びあったりする機会が社会的に用意されていたが
今は、そのような組織は消えてしまって、地域社会も昔の良うな機能は果たしていない、崩壊寸前と言われている。
現代の若者は「親になる勉強」をするところがどこにも無い。

ある意味では、PTAの役割の一つに「親になる勉強」をするということがあるのではないだろうか。

PTAで家庭教育研究会なども盛んに行われているが、役員が参加して偉い先生の話を聞いてお仕舞いのところが多いように思う。
ある大学の教授に聞いたところによると、実際に子どもを教えた経験がない人が教授になったり、文部省の審議会の委員なったりしているとか。

日本PTA全国協議会は、えらい学者先生や有名人の話ではなく、市井の実践者を取り上げるべきではないだろうか。
実際子育てを行っている、全国の親の子育ての知恵を出し合ったり。
「こそだて体験集」、「私はこうやって、こどものしつけ」的な親の体験談的なテキストをまとめたり
「子育て勉強会」のような実際役立つものに取り組む必要があるのではないだろうか。
全国大会を機会に、PTAの役割を考えてみた。

(平成15年8月31日 金山 武)


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