殺傷事件を受け 部活の「朝錬」自粛要請 群馬県教委

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殺傷事件を受け 部活の「朝錬」自粛要請 群馬県教委

平成17年2月20日 産経新聞28ページ(群馬)社


 県教委は、県内の全公立中学校百七十五校での早朝と日没後の部活動を自粛するよう各市町村教委に要請した。大阪府寝屋川市で発生した小学校教諭殺傷事件を受けた措置。
県教委スポーツ健康課は「安全第一のやむ得ない措置。当面は学校側の危機管理体制を整えてもらった上で、自粛解除を求めたい」と説明している。
 同課によると、早朝と日没後の練習は生徒が自主的に行うケースが多い。日没後については各市町村の校長会と県中学校体育連盟が部活動禁止を決めているが、形骸化しているという。
 同課は「早朝と日没後は教諭の目が届かない時間帯。不審者が突発的に侵入して危害を加えるケースでは対応できない。スポーツ大会が迫る選手には迷惑で残念な結果となったが、時代の流れでもあり苦渋の決断だっ.た」と説明する。
 ただ、県教委の要請は強制権限はなく、各市町村教委は独自の判断で実施することになる。十六日に前橋市内で開かれた市町村代表教育長協議会定例会で、県教委の要請が了承されたため、県内各中学校は順次実施に踏み切る見通しだ。 


一言
日没後については各市町村の校長会と県中学校体育連盟が部活動禁止を決めているが、形骸化しているという。とあるように
実態としては、早朝、夜間までの部活が行われている実態がある。
「当面は学校側の危機管理体制を整えてもらった上で、自粛解除を求めたい」と説明している。」とあるので、元に戻す予定らしい。
部活については以前から色々な問題が指摘されている。
過去、人間教育の掛け声の下、部活への入部が強制され。部活での活動が、高校入試の内申書に反映されることなどから、長時間生徒を拘束することが批判されて、部活は、任意加入になり、高校の内申書の項目から外されたはずだが実態としてはあまり変わっていないのではないか。
教師が時間外に指導に当たっていること。その給与が殆ど支払われていないこと。
学校の責任の範囲なのかどうかがあいまいな事。
多くの試合が、学校対抗になっていること。
学校の規模が70人から700人まで10倍近くの差があり本来フェアーでない事。
勝負にこだわることでが日常的に行われがちなこと。

最近では、プロスポーツへに実質的に組み込まれていること。

このような問題があることから、学校として行うのではなく、学校外のクラブチームへ移行すべきだとの議論も出てきている。

今回の、処置もどれだけ守られるかわからないのが実態であり、見方によっては県教委の単なるアリバイ作りでしかないのではないか。
破られることを前提とした、校長会とか中体連の申し合わせという形ではなく、練習時間いついてもきちんとガイドラインを作って違反チームについては出場停止とかのペナルティを課す位にしないと守られないのではないだろうか。

アリバイ作りだけでは責任を果たした事にならないことを指摘しておきたい。

(平成17年2月22日 金山 武)


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