PTA球技大会脅迫状で中止

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「球技大会中止しろ、子供殺す」子供心配の女を逮捕

 徳島県吉野川市の市立小学校に、PTA主催の球技大会を中止しないと子どもを殺すなどと書いたはがきを送りつけたとして、県警捜査1課と吉野川署は17日、この小学校に通う児童の母親で、同市内の無職女(43)を威力業務妨害容疑で逮捕した。調べに対し、「子どもを狙った事件があちこちで起きている時に、球技大会なんかしている場合じゃないと思った」と供述しているという。

 調べでは、女は同小あてに今月8日、サインペンで「11日の球技大会を中止しないと子供を殺す」などと書いたはがきを送りつけ、同日に予定されていた球技大会と授業参観を中止させた疑い。

(読売新聞) - 6月17日21時8分更新

 


一言
そうですね
「球技大会をしている場合ではない」のかもしれないが
いま流行のパトロールをしても殆ど効果はない。

私の経験でもパトリールをしていたが、朝4時頃に学校のガラス84枚が割られるという事件の発生を止めることは出来なかった。
日頃からの不良グループによる犯行であった。
PTAがおざなりのパトロールをしても効果がないことを痛感した。

事件の事例の中に、変質者による少女に対する性的暴行が、街中で、しかも人通りがある場所で行われた事例もある。
人一人入れるかどうかというビルとビルの隙間に少女を連れ込んで、背を向けて性的暴行を行った事件であった。
そこを通り過ぎる人は何人もいたのに誰も犯行に気づかない。
人に目がいくらあっても抑止効果にならない事例である。

最近の子どもにたいする犯罪は、ちょっと目を離した隙に行われている。
犯罪は計画的で高度化されてきている。
昔ながらのパトロールでお茶を濁すことを推進している、文科省や、警察の対応は国民を欺瞞するものとしてもっと追及されるべきだろう。

子どもを犯罪から守るためのもっとベーシックなものとしては、
元群馬県PTA連合会の星野氏が私財を投じて作成した
「狙われる子どもたち」とうDVDなどには有効な手段が載っている。

そのDVDはアメリカにおいて過去起きた子どもを対象にした犯罪を研究した結果を元に、
子どもや親はどうやって犯罪から身を守るのかということを本職の俳優を使った映像でわかりやすく解説している。

犯罪者は子どもの善意や、大人に対する信頼感を研究しそれを利用して犯罪を行っている。
「大人には不親切で良い!」と子どもを教育すべきだというDVDの主張はもっと見直されるべきだろう。
ターゲットを絞った対策が必要である。

ところで、PTAの球技大会は何故行われるかというと
会員同士の親睦を深めて風通しをよくするために行われる。
犯罪防止に効果があるのは、犯罪の種は日常にあるということをもっと認識すべきだろう。
親同士が、個々ばらばらで、付き合いもないようなところに犯罪は発生する。
日常の中に犯罪の芽があり、それを目ざとく見つけ出す。
そのことが犯罪防止になるはずなのだが
警察の事なかれ主義がそれを妨害している。
犯罪が実行されなければ、警察は何もしないように見える。

私の昔の職場の同僚の夫人が隣の家の親父に猟銃で撃たれて殺されるという事件があった。
そのときも警察に何回も事情を話していたのに
事件発生までは効果的な手を打たなかった。

つい最近も
ある、空き地の持ち主が、少年が他県ナンバーのバイクを乗り回して
空き地に無断駐車しているので盗難車ではないかと警察に通報したら
盗難届けが出ていないということを言ってきただけで
かえって、空き地の入り口にチエーン等で自由に入れないようにしてくれと
警察に言われて、チエーン代だけ出費がかさんだということで嘆いているのを聞いた。
通報した人はバイクを深夜乗り回してそのほかの犯罪を起こしたり、巻き込まれることを心配して通報したのであるが
警察は、盗難車のリスト確認しただけで何もしない。
持ち主が盗まれたことを気づかない事あるのに
そのような確認を行った形跡もない。

日頃の警察の対応が悪いから
通報する人もいなくなる。
現在の対応は、治安の責任を住民やPTAに押し付けている面もある。

PTA発祥のアメリカPTAの目的は「子どもの福祉の増進」である。
それに対して日本のPTAの目的は「子どもの健全育成」である。
微妙に違うのである。

昔ながらの「おせっかい」が消えて久しいが、子どもを持つ親同士がもっと親密にある必要がある。
球技大会はそういう意味では、ある意味ではパトロールをするよりは犯罪抑止効果があるのではないか。
今回の事件、犯罪抑止を叫ぶ者が、犯罪を起こしちゃったわかであるが、
平和を叫ぶものが、テロに走ったり、経済の番人が自分だけ利殖に走ったり
言っていることとやっていることと一致しない事が世のかな増えてきている。

親睦を深める球技大会で、審判の判定をめぐって暴力事件が起きたり
選手になったならいでもめるとか

何かが変になって来ている。
心が変になってきているのである。

PTAが無い学校も増えてきている。
全員加入から任意加入のPTAも増えている。
動員型の組織から参加型の組織になっていれば
過剰な期待がなくなり
今回のようにPTAに対する過剰期待による事件も無くなるのではないだろうか。

(平成18年6月18日 金山 武)


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