高速道路の無料化が揺れている。
そもそも、諸外国は無料がほとんどなのに、有料高速道路にしたのは、建設費を償還するまでということで始まった。
ところが、償還時期が来ても無料にならなかった。
政治家が我も我も高速道路を作ってくれと言いだしたからである。
そして高速道路料金をプールして、新しく作る高速道路の建設費に回すということが始まった。
その結果、あまり、利用度がないところにも、高速道路が作られ、渋滞が激しい高速道路はそのままに捨て置かれる事になった。
どんぶり勘定にしたことによって、政治家がむらがり経済性のない道路も作られるという国民負担を増やす結果になったのである。
必要な道路かどうかは本来、何年で償還できるかで考えられるべきものであったのが、いつの間にか、収益が上がっている道路の分を収奪する結果になっている。
したがって、高速道路の無料化は全部を無料化するのではなく、償還が終わって、補修費が確保できる見込みが立つ道路から無料化にすべきである。
そうすれば、償還が終わっていない道路については、償還が終わるまで有料化が続くわけで、償還金の新たな国による負担もなく無料化出来る。
経済性のない地方のいらない道路は、いつまでも無料にならず、したがって利用者が減って、自然淘汰されていくという効果も期待できる。
やはり、初心に帰って、償還が済んだ道路は受益者負担というか最初の約束をまもった形に直すことによって、そのほかの無駄な事業を起こさないという事もにもつながるのではないだろか。