入学式の祝辞

入学式での祝辞


              祝辞

 PTAを代表しまして、お祝いの言葉をのべさせていただきます。
  みなさん、ご入学おめでとうございます。
  校庭の桜の花も、みなさんを歓迎するかのようです。
今日から、この東中学校で、ここにいらしゃる先生方、三つの小学校からのお友達と共に勉強や

部活動に励むわけです。
  ところで、みなさん、この4月から消費税があがりましたね。3%から5%になりました。これからどんどん上がって20%近くまであがると言う人もいます。なぜ消費税が導入されたのでしょうか。 色々な説がありますが、お金の価値についての考え方が変わって来ていることも一つの理由ではないでしょうか。
  時々、食べたい物も食べずにお金を貯めて使わずに死んでしまった人の話しを聞くことがありますが、いままでは、お金は持っているだけで価値があると考えられていました。ところが、最近、お金の本当の価値は、使った時に発揮されるのではないか、と言う考え方をする人が出てきました。従って、消費に税金をかけるべきだと考え方が変わってきたのだと思います。
人間の能力も、持っているだけでは役に立ちません。殆どの人が10%も出さないでその一生を終わるそうです。中学生時代は、能力の出し方を学ぶのに最もふさわしい時期です。
これからの日本は大変な時代にさしかかります。今までの価値判断ではとうてい乗り切れるものではありません。色々な人が、その持ち味を生かし協力することが期待されています。野菜のキュウリで言えば、今までは、長さや太さが揃っていることが求められていましたが、これからは太ったキュウリや、ミニトマトのように小さいキュウリ、もしかしたら、曲がったキュウリが求められるかも知れません。変化に負けない個性を磨くのも中学時代だと思います。
これからの教育は「生きる力を培う教育」といわれております。 みなさんは、無限の能力と可能性を持っております。その可能性を引き出す準備をする大事な時期だと思います。
また、学ぶこと、学べることに感謝することが出来る人になることも大切だと思います。
 三年間はあっというまに過ぎ去ります。この三年間に、先生の教えという養分を取り込んで大きく育つてください。どうぞたくましく育って下さい。
 最後になりましたが、校長先生はじめ諸先生方におかれましては、生徒たちへの、良きご指導をお願い申しあげまして、私からの祝辞といたします。
平成九年四月八日
     東村立東中学校PTA会長  
                金    山       武