魚の形をした醤油入れ

                         金山  武
 魚の形をした醤油入れがあったのを覚えているだろうか。 弁当などを買うとついて来たキャップをとってチョイチョイと適当に醤油をつけるやつである。
いまは、プラスチックのフイルムに入っている。封を切った途端に醤油がこぼれ落ちる。たまに切れ目の入ってないやつに当たったら悲劇、周り中に醤油が飛び出す。
 ところで、懐石料理で刺身が出たらどんな順番で食べるか、こないだテレビでやってたよ。 手前の白身の魚から食べ始めて奥のマグロは最後に食べるんだって。
 「好きなもんから食べれば良いじゃないか!」ゲストの大学教授が怒鳴った。そこは作法家の先生「奥から食べれば、形がくずれるでしょう」「料理人が丹精こめて造った作品を壊すことになるでしょう」「薄味から濃い味になるように並べてあるんですよ」「だって、白身の魚は嫌いジャン」「嫌いなもんは側に取り除けるのです」
 あるファミリーレストランで2組のカップルが食事をしていた。その中の一人の女性がミートソース・スパゲテイを食べ出した。フォークでスパゲテイをすっくって口でズルズルすすりあげる。口の周りはミートソースだらけである。
 PTAの会長になると、給食センター運営委員会という村の行政委員会の委員になる。試食会でスパゲテーが出た、ぶぶぶつに小さく切られてミートソースもからめてあった。食べやすいには違いないが...。
 電話でかき集めた資料
 普通の給食弁当屋の人数=十人で六百食を作っている。
東村の給食センターの人数=十一人で二千四百食を作っている。 
中学生の給食単価一食二百四十円。少年刑務所の副食費一日で四百十五・七九円
 陸上自衛官朝二百二十六円、昼三百三十七円、夕三百五十円。
警察の留置人の食費、警察庁広報課「群馬県警に聞け!」
 中学の息子と高校の娘に「給食の味は?」と聞いたら「おいしいよ!」の答え。
ま、いいか
   だけど・・・

                    h7年5月

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