心の教育の前にやって置きたいこと
その2


心の教育の前にやって置きたいこと
その2
金山 武

2、学校協議会なるものが出来て来ているが、これもわからない。最初は防災対策の会かと思っていたら、何時の間にか教育問題を考える会になってた。といった事もおきている。
本来は、教育委員会が行うべきことを、住民直接参加でということらしい。
結局のところ教育委員会が機能しなくなってきているのである。本来は教育委員会の委員長が教育長より上席のはずなのに、何時の間にか教育長の部下みたいになっている。
ほとんどが、事務局が用意した案を承認するだけの機関になってしまっているのが現状ではないだろうか。
昔は、教育委員は公選で選ばれた。今は、首長の任命制である。首長選挙で功労のあった建設会社の社長がなっていたりする。
教育に民意を反映するには、やはり、公選制に戻すのが先ではないか。
イデオロギー化の心配から任命制にしたのだと思うが、ソ連が崩壊した現在任命制である必要性はなくなって来ているのではないか。
日本は議会制民主主義のはずだが、首長制民主主義、官僚制民主主義になっていないか。方針は議会が決めるという機能を果たしていないのではないか。
教育委員会も同じ事で、役人を使うまでに至っていないのではないか。役人に使われているのではないか。
権限と責任がある所をしっかりしないで、住民参加といっても良くならないのではないか。
会社で言えば、山一証券みたいなもので、部下が一生懸命やっても取締役がぐうたらでは結局会社をつぶしてしまうことになる。
ここは、教育委員会の質を高めるのが先でないのか。
教育委員はもっと、現場に出る必要があるのではないか。学校や部活の実態を良く把握する必要があるのではないか。
教育新聞によれば、文部省も教育委員の質の向上を考えているらしいが、現在の任命制では余り効果がないのではないか。
研修会をやったって、役人がお膳立てしたものに乗っかったのでは何にもならない。
もっとも、現在の研修会というのは、手当てが安いので、研修旅行という形の、観光と懇親会でその埋め合わせをするというのが実態らしい。
研修は自分でセミナーに出かけるような人を教育委員に選ぶようでなければ良くならないのではないか。