君が代について

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国旗、国家法案をめぐって、色々ともめている。
特に君が代について、色々な意見が出ている。
政府見解として、君は天皇を意味し、代は国を意味するというのが出て、ある政党などは、街頭で、天皇の国、即ち戦前に逆戻りとかいって宣伝している。
戦前に逆戻りが良いか悪いか、それも意見がわかれるところである。
戦前に生まれていなかったような、若い人が戦前に逆戻りといってもピンとこないのである。
私には、天皇制がそれほど悪いものだとは思えない。
むしろ人権抑圧と言う面では、江沢民支配化の中国の方がひどいと思うのである。北朝鮮のほうがひどいと思うのである。
ところで、彼の国では、天皇のことを、日王と言ったり、日本国皇帝といったりしている。
ここで、天皇とは何かと言う事を考えて見たい。
天とは、地に対する天。天界、神を意味する。
皇とは王の中の王。王を支配する王を意味する。
天皇とは字句どおり解釈すると、即ち、天界を支配する皇帝、すなわち、星星を支配する太陽を意味し、天照大神の子孫と位置付けたのである。
何故、昔の人は、天皇を作る必要があったか。
単純に偉い人、すなわち王で良かったのではないか。
そこには、深い意味がありそうな気がする。
そこには、大陸からの独立ということがあったと思うのが自然であろう。
今の、台湾がそうであったように、かって、日本は大陸の支配下にあった。
未だに台湾は精神的に大陸の一部である境遇を抜け出せないで居る。
日本の古代は、大陸からは、奴国とか、卑弥呼とか言う、軽蔑した呼び名で呼ばれる存在でしかなかったのである。
どんなにくやしい思いをしたか。
天皇という概念が何故うまれたか。
それは、大陸からの独立のための、理論武装から出来たのではないだろうか。
属国の歴史を否定し、新しい歴史をつくらなければならなかった。
すなわち、正当性の主張である。
大陸の支配論理は、大陸の王は天子、すなわち神の子であり、神の代弁者として君臨するところにあった。
そこから、日本が独立するためには、天子より偉い、天の王すなわち天皇を作り出す必要があったのである。
天皇という概念を作り出す事によって、大陸から独立する理論的、精神的支柱が出来たのである。
古代においては、言葉は多分に呪術的要素があったから。
天子より偉い天皇を攻めることは古代人にとって、恐怖であったろう。
そのことによって、大陸からの独立を勝ちえたのである
古代において、大陸からの圧倒的文化的、軍事的圧力の前にくじけずに、何故日本が独立し得たのか。
それは、正当性において、勝る理論、歴史を作り出したからではないだろうか。
古事記、日本書紀なども同じ目的にそって、その当時の英知の結集として30年以上の年月をかけて、それ以前の大陸の影響下にあった歴史を否定し、独立の正当化のために創作されたとは考えられないだろうか。
日本が、今日まで独立を保ち得たのは、一に天皇が統治する国と言う概念に負うところが大きいと言えるのではないだろうか。
いずれにしても、日本が長い間独立を保ち得たのは、天皇の功績によるところが大きいと考える。
君が代に反対している人達をみると、日本の独立を願う人達よりも、外国産の神を崇めるひとたちであったり、何かというと大陸(外国)に注進して、大陸からの外圧で自分の主張をとおす様な人達と不思議と一致するのである。
つい最近も、国旗、国歌の問題で外国の許可を貰いに行った馬鹿な政治家がいたようである。
君が代は、日本国民の統合の象徴である天皇を称えると同時に、先人が日本国の独立を勝ち取るために英知を結集したことに思いを馳せ、わが国が永遠に独立したアイデンテテイを持ちつづけるための、まさに国歌と呼ぶにふさわしい歌であると考えるのだが、皆さんはいかがお思いであろうか。