危険物教育の必要性

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一昨日(平成12年1月4日)の朝から、ラジオで4日未明に発生した静岡県下田での新聞販売店での火事のニュースをやっていた。
丁度、伊豆方面に旅行中だったので、地元のせいか早めに知ったかもしれない。
何でもストーブが近くにあるところで、ガソリンを石油缶から3リットルの容器に小分けしている時に、電動ポンプが止まらなくなり、ガソリンが床に溢れて、引火したのだという。
そのため、2軒が全焼し、7人が焼死したという。
53歳の新聞配達員が重過失失火の疑いで逮捕された。
逮捕は、多分自殺防止の意味もあったのではないかと思われるが、直ぐ身柄を検察庁に送られたのでそれだけではないようだ。
ガソリンは言うまでもなく、危険物である。
どのように危険かは、長らくガソリンスタンドの屋根がつけられなかった事からもわかる。
蒸発したガスに引火する可能性があるので、ガスが放散するように屋根を付けるのが禁止されていた。
JCOの事故もそうであるが、危険物が危険である事が認識されていない。
認識されていても、管理が徹底していない。
今回の火事は直接は、引火させた新聞配達員にあるとしても、給油中はストーブを消すなどの日常の注意をしてこなかった、新聞店の店主の管理責任の方が大きいのではないか。
法的にはどうか知らないが、会社などでは、自動車のエンジンオイルなどでも危険物として少量でも保管庫に入れて、管理している。
ガソリンなどの引火性の高い物に対する管理の指導はどうなっているのだろうか。
消防訓練などでも、消火器の使い方の指導はされているが、ガソリンの引火実験などは見たことがない。
学校教育などでも、あまり教えられていないのではないか。
昔は危険物の数も少なく、知識もそれなりに一般に知られていたが、今日では学校で教えない知識は一般化されていかない。
家庭科で教えるのか、理科で教えるのか、総合的学習の時間で教えるかは別として、遭遇を予想される危険物や毒物に対する管理と、事故予防の教育もする必要があるのではないか。
どのくらいで引火するのかとかを実際に見せて危険性を体験させておく必要があるのではないだろうか。

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