秋桜(コスモス)

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最近各地で自治体の映画製作が盛んだが。
福島県本宮町の「社団法人もとみや青年会議所」が取り組んだビデオ版映画「秋桜」が前理事長の金山弘さんからが送られてきた。
本宮町は、私の郷里で、私が小学校2年から高校卒業まで過ごした処である。
本宮町の様子、あだたら山の風景が映っているからと親切にも送っていただいた。
店の名前や高校の名前も実在の物が使われてる。
懐かしく家族一同で拝見させていただいた。
同映画は同会議所の10周年記念事業として企画され、平成8年(1996年)年12月に完成し、各地で上映会などが行われた。
本宮町は40年前にPTAのお母さん方が良い映画を子供たちに見せようと、本宮方式と言う映画鑑賞活動を興し、10年近くたった時に(1965年12月)。
俳優の森繁久弥さんも出演している映画「こころの山脈」を完成させた。
青年会議所のメンバーもこの時は小学生で、エキストラで出演した人も。
その伝統が、30年たって青年会議所の事業として花開いたようである。
最初はささやかな映画作りを目指していたが、最終的には一億円以上の制作費があつまった。
映画の製作には、周辺の自治体や高校を巻込み、地域参加型の映画作りとなった。
映画は、阿武隈川が流れ、安達太良山の麓の町、祖母菊乃(山岡久乃)の居る本宮町に母清美(夏木マリ)と共に高校二年生園田明子(小田茜)が 7年ぶりに戻って来た。
明子は南米に移住した父とともに事故に合いそこで受けた輸血が元でエイズに掛かっていた。
そこで繰り広げられる町の人々の揺れる心と、親友山倉夏見の友情を中心に展開する。
高校の名前や店の名前は実在の名前で出てくるがもちろん物語はフィクション。
実在の名前を使うのに当たっては、抵抗がなかったのか。
関係者の理解に尊敬を払いたい。
宍戸錠さん扮するPTA会長はこの映画で差別観をもった人として描かれている。 宍戸さんが好演であるので余計本当らしく見える。
実際のPTA会長さんは勿論良い人の方が多いのだが。
PTAが「差別と戦うPTA」というイメージで世間から認知されるのまだまだ先のようである。
日Pの全国大会などで人権教育に取り組んでいる活動も報告されているが、世間にはまだまだPTAのイメージは良くない。
このような映画の上映を積極的に取り上げる事でもしないと中々認知されないのではないか。
各地でPTAの周年行事なども行われているが、セレモニーをやって終りと言う事で無く世の中に残るような文化事業に取り組むのも一つの考え方だろう。
(平成13年2月13日)


ビデオの申し込み先:
〒969−1149
福島県安達郡本宮町万世11−7
社団法人もとみや青年会議所
TEL0243−33−3667
FAX0243−34−2640
申し込み方法:
1)郵便振り替え
  口座番号 02260−9−91747()
  口座名 (社)もとみや青年会議所
2)代金引換 電話かFAXで 
金額:15,800円(税別)おまけに「秋桜」を詳しい解説の小冊子も

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