ホイッスルブロアー

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3月22日、3女が大学を卒業するので式に行って来た。

3女もいよいよ社会人というわけではなく、5月の国家試験までは勉強が続く。

卒業式で、学院長の久世了氏がのクシオカヒロアキシ(55歳、1970年明治学院大学法学部卒)の生き方と彼の出した「ホイッスルブロアー」(内部告発者)の話をしていた。そして国会でホイッスルブロアー保護法の提案の動きがあることを話していた。

私の知識では、アメリカではホイッスルブロアーを保護するだけではなく法によって奨励金も出して内部告発を奨励した。

確かに内部告発が増えて、それなりの社会的な成果もあったが、告発した本人の末路はあまり良くなかった。むしろ惨めな晩年を送る羽目になった事例が多いと聞いた。

内部告発する動機が問われるのであろう。

国会で内部告発により右往左往している。

誰もが知っている問題を提起されて、その処理が出来ていなかった事が明るみに出て政治が問われている。

奇麗事で隠蔽する事が出来なくなって、夫々の信念や生き方が問われている。

今まで、了として来たのなら了であると言い切る勇気も無い。

辞めないといったり、やっぱり辞めると言ったり。

誠に情けない状況である。

生き方に一貫性が無いのは情けない。

もっとも、辻元清美元議員については、赤軍派の内縁の夫に操られているいう説も報道されている。

彼女の何か物の怪に取り付かれたようなものの言い様や目つきは一種のマインドコントロールの結果なのかもしれない。

市民派と言われる一派には、国益よりも体制破壊に喜びを感じる向きもある、

無党派層といわれる選挙民によって、破壊願望の人が国会議員に選ばれる可能性もあることが分かった。

これらに対しても今後充分警戒する必要があるだろう。

この状況を作り出して漁夫の利を得ようとしているのが誰なのかもはっきりと見ておかなければならない。

キリスト教的な正義感と仏教的な清濁併せ呑む生き方とどちらが充実した生き方が良いのか一概には優劣つけがたいのではないか。

悪人なおもて救われるという包容力がある面、仏教のほうがむしろ優れているのではないか。

今の中東問題で起こっている事を見ると平和の面に宗教が役立っていると言うより寧ろ対立をあおっている面もある。

しかし、仏教が発生した国も、仏教がある時期繁栄した国のことごとくが消滅している。

唯一仏教が盛んな国が残っているのは日本ぐらいではないか。

その日本には、神道があり「神唯(かんがら)の道」が説かれる。

その神道があることによって国が潰れないのではないだろうか。

もっと神道の持っている良さをを研究する必要がある気がする。

卒業式で読まれた聖書箴言集第3章〜6節の中に

「心を尽くして主に信頼し、自分の分別に頼らず常に主を覚えてあなたの道をあるけ。

そうすれば、主はあなたの道筋をまっすぐにして下さる。」

と説いているが、それは「神唯の道」のそれと一致するものであろう。

大きな違いは、キリスト教は主の存在を目に見えない抽象的な存在として、聖書を解釈によって神の真意を確認するのに対して、神道の場合は、現人神として天皇を位置ずけ、具体的に神の言葉を言わしめているところである。

神道の場合の神は、文章によらず教義よらず、ただ太陽がそこにあるだけで、万物を育み暖かく包み込むように。

何も強制せず、ただ大丈夫かと問うだけである。

神は、君の心の中でホイッスルを鳴らすだけである。


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