毒を食らわば

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 昨日のTVは吉野屋の牛丼の販売休止の模様を写していた。

茨城では暴力沙汰が起きている。
 
私も、先日(1月18日)甲府に7福神巡り出かけた時に、ドライブインで 吉野屋の牛丼の食い納めではないが食べてきた。
 
日本でBSEが発見された時のマスコミの騒ぎは、明日にもBSEが人間に発症したかのような騒ぎであった。

今回は、食の安全というよりむしろ供給がどうなるかに 視点を置いて報道しているように見える。

今食べている、牛肉は安全が証明されたわけではない。

むしろ、アメリカの対応を見ていると、日本でBSE騒ぎがあったときの安全レヴェルより 悪いように見える。

しかし、誰もそんなことを心配している風でもなく牛丼屋に並んでいるのである。

まことに人間とは非論理的な存在である。

あのときの騒ぎは、農水大臣の顔や体型がが都会的でない事が影響していたと言う人もいる。

情緒的で非論理的な日本人を作っているのは教育も片棒を担いでいるように思える。

数学嫌いの子ども達が増えている。

大学入試も私学文系の場合は試験科目に数学が入っていない。

昔、中国に科挙という官吏登用試験があった。

論理的な思考より、詩歌に長けたものが重用されて、やがて国を滅ぼしたといわれている。

昨今のイラク派遣を巡る論議を聞いていても、論理的には小泉首相の方に分があるように見える。

野党は情緒的に反発しているようにしか見えない。

大学や高校には国際学科というものがあるが、英語学科の域を出ていないように思える。

国際関係を理解するためには、単に交流を図れればよいというものではない。

きちんとした論理構成で相手を説得できる力を養うことが必要であろう。

昨日も、TVにイラクを最近取材してきた鳥越某が無精ひげで出演していたが

将来平和になった時点で出来ることを今やれという主張であったようである。

今やれることを今やり、将来やる事は将来やれば良いのである。

小賢しく、将来を先取りしたようなことを話していた。

イラクでは髭を生やしたほうが良いと聞いてにわかに髭をはやそうとしたのかどうか。

イラクでもどこでも口ひげは尊敬されるが、顎鬚は嫌われるということ報道で言っていたように思う。

いずれにしてもどこの世界でも無精ひげは嫌われることさえ分かっていないようである。

ひげを剃る気があれば飛行機の中でもどこでも剃ることは出来る。

いかにも、イラクに行ってきました面をする小賢しさが目立っただけである。

取材内容、彼の主張とも浅薄の域を出ていないのではないか。

日本の報道も、情緒的なだけでは困るのだが。

毒を食らわば皿までをという開き直りが気になる今日この頃である。

(平成16年2月12日 金山 武)



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