NHK的

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 NHK的というと、つまらいの代名詞と、手間暇をたっぷりかけた完璧代名詞と両方に使われるが、
昨日(平成16年3月13日)のど自慢チャンピオン大会をもさせていただいた。
参加者は、各地の県大会を勝ち抜いたチャンピオンだけに、歌い方に癖がなく、それでいて上手い。
まさにNHK的であるがつまらい方ではなくて素晴らしいの方のNHK的であった。
 グランドチャンピオンになったのは内モンゴル出身の16歳の少女であった。

「のど自慢」をみると、日曜日だなーと思う。
 戦中は、極端に娯楽が制限されていて、あちこちに戦死者が出るにしたがって、歌舞音曲にたいする締め付けがなされていった。
戦死者の家族のことを思うと、浮かれて騒ぐことが何か後ろめたかったに違いない。
 謹厳実直が尊ばれ、男は喜怒哀楽を表に出さない教育をされた。

その風潮を変えたのが「NHKのど自慢」だった。
占領軍の政策だったと聞いている。

各地で「演芸会」なるものが開催され。「のど自慢」は盆踊りとともに庶民の娯楽の主流になった。
母に連れられて、よく学校の体育館にいったものだ。
その母が、民謡を歌ってNHKの「のど自慢」に出て合格し、県大会に出場したことがあった。
その時の賞品がシガレットケースであった事は笑ってしまった。

その当時は、紙巻タバコをシガレットケースに入れて携帯することが流行っていたのだった。
それでも母はいつまでも大事に持っていて、何かあるとそれを人に見せて自慢していた事を思いだした。

 音楽といえば、昨年から、60の手習いで、ピアノとエレクトーンを習っている。
先生が、毎週渋川から(車で1時間以上かけて)教えに来てくれる。ありがたい事である。
発表会に備えて、1月から基礎練習から曲の練習に切り替えた。
 中々難しい、途中で次のメロデーが分からなくなったり、前のメロデーになったり散々である。
この3月20日には、前橋の前橋テレサのホールで山口百恵のヒット曲「いい日旅立ち」を小さな子どもに混じって演奏する。
応援団は、妻一人。
どんな事になるか。

(平成16年3月14日 金山 武)


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