まだインフルエンザワクチン集団接種してますか

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 風邪の季節になりました。

風邪はウイルスによって引き起こされる症状の総称である。
風邪の症状を起こすウイルスは200種類以上発見されている。
インフルエンザはインフルエンザウイルスによって引き起こされる。流行性感冒と呼ばれるように感染性が強く、学校などがクラス閉鎖になることもあった。
症状も激越で死に至ることもある。
昔から風邪に利く薬はないと言われていて、ただ症状を緩和する薬を飲んで、安静にしているしか方法がなかったのだが
最近では、インフルエンザに限っては、ウイルスを殺す事が出来る薬が開発された。
また、現在は診療所や病院で15〜30分程度でインフルエンザウイルスを検出できる迅速診断キットが開発され、簡単に病原診断ができるようになりました。
一説には、24時間以内だと、インフルエンザであっても陰性を示すことがあるので1日様子を見て病院に掛かる方が良いと言われている。

 ところで一時、学校でインフルエンザワクチンの集団接種が行われていました。
ところが、群馬県前橋市においては、児童に副作用を疑わせる症状が出たために、予防接種を中止し、 5年間の独自調査結果を医師会として「前橋レポート」としてまとめて発行した。

その趣旨は「インフルエンザワクチンの効果については,本誌にくわしく記載されている通り,年々変異をくりかえすウイルスが対象であるだけに,他のワクチンに比して効果をあげにくい事は周知のことであるが,前橋市の場合はこの問題はあくまで副線であり,発育期の児童,生徒に約30回にわたり異種蛋白のワクチンを接種すること,そして,社会防衛の防波堤にしていることに疑義をもち,そのうえ副反応と考えられる事例が発生したことで予防接種を見合せている。(同レポートより引用)」

つまり、本来大人を中心に流行防止を行うべきなのに、学童という弱者に社会防衛の防波堤にするという考え方に疑問を持ったのである。
前橋レポートが発行されてから、インフルエンザワクチンの集団接種を見合わせるところが続出し、殆ど行われなくなりました。
ところが、最近またインフルエンザワクチンの生産量が以前に戻りつつあることが報告されています(kangaeroo.net)。

あなたの学校ではまだインフルエンザワクチンの集団予防接種が行われていますか。

インフルエンザに限らず、学校に持ち込まれる様々な大人の都合。
米飯給食、牛乳給食、英語教育、習字、和楽等々
果ては、詩吟や将棋、囲碁まであげくは交通事故保護ヘルメットをかぶっての通学。
防犯ベル、キッズ携帯電話、こどもをターゲットにした商売が熾烈に繰り広げられる。

もう一度考えて見る必要があるのではないだろうか。

(平成18年12月6日 金山 武)


平成19年6月10日 ある方から こんなご意見がきました。

> 貴殿のHP、そして日記を拝見いたしました。
> さっそくですが、過去のエントリー「まだインフルエンザワクチン集団接種してます
> か」のなかで、
> 「社会防衛の防波堤にしていることに疑義をもち」とありますが、
> この点について、もう少し詳しくお聞かせいただきたいと思います。
>
> 最近、首都圏を中心に、麻疹による集団感染が広がっています。
> そこで、ワクチン接種歴のあいまいな児童、生徒あるいは学生が感染したウイルスに
> よって
> 授業が休講になってしまう事態をどう思われますでしょうか?
> 健康体の人が接種歴あいまいの人によって休講をよぎなくされるのもおかしい、と
> 思ったりもします。
> 私はむしろ、休講にならないような学校環境を整えることが大切ではないか、と思い
> ますが
> この点について金山さんのご意見をお聞かせいただきたいと思います。

それに対するお返事です
私は、医学的なことはあまり詳しくありませんが
論理的に物事を考えて見ての考えを述べさせていただきます。

予防注射については、私の子ども達は受けていません。
したがって、色々な感染症にかかりました。
その結果、真性の免疫をつけました。
現在の麻疹についても真性の免疫をもっており元気に過ごしております。

記事はインフルエンザについてですが、インフルエンザというのは
タイプが異なると効果が無い、一度免疫が出来ても直ぐウイルスのタイプが変化し
聴かなくなります。
現在学校で行われているのは、効かなくなったワクチンの在庫処分として行われている
のではないかとの意味だったと思います。
そのことを医師会が充分な調査をして報告をした。
伊藤様は行政を監督する立場におられるのでさらに詳しい情報を入手する立場にある。
その立場を生かしていただければ幸いです。

麻疹については、国が強制接種を行なわなかった事が問題になっているので
インフルエンザとは事情が変わります。

休講にするような騒ぎになったのは逆に言うとしばらく流行しなかった。
何時おこるか分からないものに対処する方法はいくつかありますが
1、起きたときに対処する。
2、起きないように対処する。
3、個人の自己管理に任せる。

今までは、3の自己管理で行ってきた事になります。
休講で迷惑するのは、予防接種をした人か、しなかった人か。
1、金を払って予防接種をした人は人は、確かに休講で迷惑です。
2、しなかった人は、自己責任ですからまあ、リスクを負担したということです。

ところで、休講になった人たちは、どうしていたのでしょうか。
大人しく、家にひきこもっていたのでしょうか。

学生は、人数的にいって社会の極一部です。
その少数の人の行動を規制して本当に効果があるのでしょうか。

社会人の人はそのまま、症状が出るまで何日か会社に行きます。
会社だけでなく出張その他で広範囲で移動します。
空気感染である麻疹はその間、伝染します。

伝染を本当に抑えるのであれば、それこそ会社を全部休みにしなければ
効果がありません。

休講にしたのはあくまでも学校のイメージダウンを恐れた営業判断でしょう。

何年も流行しない伝染病について、大規模に予防処置をする必要があるでしょうか。
現在交通の発達によって、世界が狭くなっております。
外国にある伝染病についてついて全部予防接種する必要があるでしょうか。

ワクチンを備蓄して、流行に備える事は国として絶対に行って欲しいところですが
例えば、新型のサーズウイルスとかに対するワクチンの備蓄です。
何十年かに一度流行し、死亡率も高くないものについて莫大な予算を割いて
在庫処分に協力する愚は避けたいものです。

むしろ、風邪などは薬を多用するより、休むようにする社会的な雰囲気の醸成が必要ではないでしょうか。
先日(3月末)に、送別会があり、同僚が風邪を押して無理して出席したのは良いが
私の隣に座って、ゴホンゴホンとやられ
強力な風邪をうつされた事があります。

休むのも対策の一つ
どちらが得か良く考えよう。


外国では、風邪になったら会社に出勤しないのが常識
日本は風邪を押して出勤するのが美徳。

伊藤さんはどちら派ですか。

学校を休講にしたり、生徒だけにインフルエンザの集団接種をして気休めにしている
このへんは百年直らないですかね

そんなわけで載せた記事でした。

平成19年6月16日 金山 武


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